モトゴシップ|クリスチャン・クレイグ「2022年 再契約」スターレーシングヤマハ

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昨年まで所属したガイコホンダから、今季はスターレーシングヤマハへ移籍したクリスチャン・クレイグ。今季AMAモトクロス開幕戦で来季「2022年」の参戦体制が正式発表されました。

 

AMAスーパークロス期間から再契約の噂はささやかれていましたが、新シリーズ開幕というタイミングでのリリースに。

 

 

スターレーシングヤマハと再契約締結。発表内容は単年契約で参戦クラスは今季同様にAMAスーパークロスに250SXクラス、AMAモトクロスでは450MXクラスとなります。今季から段階的にチーム拠点をカリフォルニアからフロリダへと移転しているスターレーシングヤマハですが、クレイグもフロリダへ転居が決定済み。

 

 

まもなく30歳を迎えるクレイグ。一時は短期間でしたが若くして引退するもガイコホンダから現役復帰。その後は排気量問わずに活躍し、AMAスーパークロス250SXクラスでは優勝やタイトル争いも繰り広げ、450クラスでも上位フィニッシュを連発する実力者。

 

30歳という年齢や大柄な体格ということもあり、450クラスへの本格ステップアップ待望論があるライダー。しかし、250クラスで最も「走る」エンジンパワーを誇るスターレーシングヤマハのマシンでのAMAスーパークロスタイトル獲得への期待とスーパークロスへの適応力の高さが、250SXクラス残留の最大の理由でしょう。今季は自らの負傷でタイトル争いから脱落したクレイグですが、悲願の250SXタイトルなるか?

 

 

一方でプライベートでは「ファミリーマン」としての顔も持つクレイグ。メディアやSNS上での露出も多く、人気も非常に高いライダー。今の時代ならではの成績だけでない人気・魅力が、結果的にプロアスリートとしての価値を高めている好例のひとつでしょう。

 

来季のスターレーシングヤマハには、イーライ・トマック移籍加入濃厚と見られていますが、レッドブルKTM移籍濃説あるアーロン・プレシンジャーに残留の可能性も浮上中。トマックの抜けたカワサキにはジェイソン・アンダーソン、アンダーソンの抜けたハスクバーナにはマルコム・スチュワート…? と、来季に向けて移籍市場の動きが徐々に表面化し始めるタイミングです。

 

日本期待の下田丈選手には、スターレーシングヤマハからのオファー情報を入手しましたが、プロサーキットカワサキに残留・再契約の模様です。

 

Octopi Media


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