モトゴシップ|2021 モトクロス・オブ・ネイションズ「フランス代表」発表

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モトクロスのオリンピックと称される国別対抗世界選手権「モトクロス・オブ・ネイションズ」、昨年は新型コロナウイルス感染拡大を受け、大会中止。今年度大会は引き続きコロナ禍ではありますが、9月26日にイタリアのマントバで開催されます。

 

大会5連覇含む、近年最もネイションズ制覇を成し遂げているフランス代表チームのメンバーが発表されました。

 

 

各国エース級ライダーが集う、MXGPクラスにアメリカで活躍するマービン・ムスキャンが選出。AMA、MXGPでもタイトル獲得、過去にフランス代表メンバーとしてネイションズ優勝経験も誇るベテラン。

 

 

MX2クラスは、ディフェンディングチャンピオンとしてMXGPシリーズMX2クラスに参戦のトム・ビアル。今季は不運なクラッシュにより手を骨折し、厳しい戦いが続いていますが、ネイションズ開催の9月下旬には100%の活躍が期待できるでしょう。

モトゴシップ|2019 モトクロス・オブ・ネイションズ、フランス代表「解任」トム・ビアル

2019年大会では初代表に選出されながらも「解任」騒動もあったビアル。今年度大会がネイションズ初出場&親子二代フランス代表選出となることに。

 

 

オープンクラスには、MXGPシリーズMX2クラスに参戦のマシス・ボワラメ。サプライズ感あるMX2クラスライダーのオープンクラスへの選出ですが、ボワラメは来季からは450マシンを駆り最高峰MXGPクラスへの参戦が決定済。本格的な450マシンへの乗り換えも視野に入れてのネイションズ初選出となりました。

 

AMAやMXGPで活躍するフランス人トップライダーのディラン・フェランディスやロマン・フェーブルの名前がありませんが、フェランディスは所属するスターレーシングヤマハのトレーニング拠点がカリフォルニアからフロリダに本格的に移る為、引っ越し等の事情によりネイションズ参戦を辞退。フェーブルはコロナ禍でのMXGPシリーズ中に開催される今年度大会のネイションズにタイトル争いを優先するために辞退を早々と表明している事情もありました。

 

コロナ禍に加えて、MXGPシリーズ中のネイションズ開催ということもあり、フェーブルだけでなく複数のMXGPトップライダー達のネイションズ出場辞退が予想されています。ネイションズの主役、アメリカ代表チームの選出もコロナ禍で難航との情報。アメリカからマシンやパーツ類を予定通り運搬できる確約が先行き不透明であり、ヨーロッパ拠点のKTMやハスクバーナ、GASGAS契約ライダーから揃ってライダー選出されることも検討されているそうです。

 

期待の日本代表チームですが、新型コロナウイルスの感染状況を考慮した上で見送る方針が発表されています。

 

ALIGN MEDIA, Ray Archer, Kawasaki.eu


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