【新モトゴシップ発生！】チャド・リード VS イーライ・トマック
またリード絡みのモトゴシップですｗ きっかけは下記ビデオのサンディエゴSX時のリードとトマックの接触から… トマックが強引なパスをリードに対して仕掛けるのですが、トマックのマシンがリードのステップに絡んでしまい結果、トマックは転倒。リードはステップが損傷。で、リードが収まるわけもなく…
http://youtu.be/CEOcl7G95zE
このレース後、リードはトマックの仕掛けたパスについて聞かれると「無謀で間抜けなパス（dumbass pass)」とコメント。dumbassは、スラングでかなり馬鹿にした表現。このコメントを聞いたトマックはご立腹！
トマック側からすると、一つ手前のコーナーで逆にリードからバンクの上段にまで押し出されそうになり、直前のジャンプでもコース外に押し出されそうになったので、リード相手に激しく仕掛けたという言い分がありました。そして、翌週のレース、アーリントンSXで再びリードへ仕掛けるのでした…
http://youtu.be/xY9rFJjbmOo
このパッシングについてトマックはリードの「dumbass」コメントに対する報復的意味合いを込めたブロックパスだったことを示唆。トマックはこの後、転倒し結果7位。タイトル争いからは残念ながらほぼ脱落という結果に。
対してリードはこのクラッシュとトマックについて、こういうレースをしているからトマックはタイトルが遠のくばかりなのだと大人な対応。自身の結果については黒旗失格処分でタイトル争いからは脱落しているし、特に気にしていないそうで、マシンセッティングが順調に進み、シーズン開幕直後のマシントラブルから復調途中とのこと。
個人的にもリードと同じ考えで、トマックはレース中に冷静さを失っての転倒やミスが250時代から目に付くライダー。課題のスタート出遅れからの焦りや、 今回のリードへのネガティブな感情等、タイトルを狙うには、現時点でタイトル候補のダンジー、ロクスン、カナードらと比較すると、不安定な要素が多いです。ハマった時のスピードは間違いなく現在のAMAで最速レベルと言ってもいいと思いますが、やはり安定しないリザルトの理由が精神的な脆さからくるミスとなると課題や改善点はポイントランキングの数字以上に大きな意味合いを持つことになるでしょう。
それとこれも完全に個人的な意見ですが、リードを敵にしないほうが身のためかと。今のリードは自身のコメントにもあるようにタイトルは絶望的なことに加えて、メディアやファンがリード側に立つことが「過去の例」からみても充分起こりえます。リードのコメントや行動はメディアだけでなく、SNS上でも大きく取り上げられることも多く、影響力は絶大です。不要なトラブルは避けるのが正解だと思うのですが、残念ながらトマックのタイトルへの望み… 手遅れでしょう…
