モトゴシップ|イタリアメーカー「Beta(ベータ)」FIMモトクロス世界選手権 MXGP 参戦発表
コロナ禍でシリーズ開幕延期となっていた、2021 FIMモトクロス世界選手権 MXGP シリーズ。6月13日の開幕戦ロシアGPに向けて徐々にニューモトでも開幕前関連トピックをお届け。
大きな話題となっているイタリアメーカー「Beta(ベータ)」のMXGPシリーズへのファクトリーチーム参戦発表をシェア。以下は公式プロモーションビデオ。エースライダーに、#89 ジェレミー・ファン・フォルベークを起用。エンジョイ!
【Beta-SDM Corse MX Team】
・#89 ジェレミー・ファン・フォルベーク
・#520 ジミー・クロシェ
ファン・フォルベークはMXGPを代表するライダーのひとり。ヤマハ、カワサキ、KTMファクトリー等に所属し、MXGPクラスでの優勝経験誇り、シリーズランキング最上位は2位。ベルギーのネイションズ優勝メンバーでもある実力者。フランス人ライダーのクロシェはヨーロッパ選手権からMXGPフル参戦初年度迎えるルーキー。この2名が、RX450を駆ってMXGPクラスに参戦。チーム運営は過去ヤマハサポートチームを運営してきた、SDM Corseが担当。
ベータは、1980年前後にもFIMモトクロス世界選手権シリーズ参戦経験があったことはあまり知られておらず、厳密には「GP復帰」という表現が正しいのでしょう。
MXGPシリーズ開幕前にGPライダー多数参戦しているイタリア選手権で、ファン・フォルベークはコンスタントに表彰台を獲得中。昨年限りで引退を考えていたというファン・フォルベークでしたが、ベータからのオファーを受けて2年契約を締結。レース参戦以外に開発業務も契約条項に含まれており、マシンの仕上がり具合に関してはシャーシやハンドリングは昨年乗っていたホンダよりも優れているもののエンジンパワーに関しては改善の余地があるとのコメントがありました。
上記ビデオは現時点ではプロトタイプ車となるRX450の細部をフィーチャーした内容となってい〼