ヤバすぎるスキル|クリスチャン・クレイグ「超絶ウィールタップ」首位浮上

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遂に開幕した 2021 AMAスーパークロスシリーズ。開幕戦となったヒューストン1SXの250SXイーストクラス優勝クリスチャン・クレイグ首位浮上の瞬間一部始終をシェア。今大会タイムドプラクティスからメインレースまで全てのセッションで1位という絶好調ぶりが凝縮されたかのような素晴らしいライディングスキル。

 

 

ヒートレース時から激しいバトルを繰り広げていたクレイグとハスクバーナファクトリーのRJ・ハンプシャーが、メインレースでもスタート直後から再びバトルを展開。

 

今大会のプレスデイ時から話題となっていたリズムセクションでのウィールタップから、クロスライン利用してのクリーンなパッシング。エンジョイ!

 

@ s u p e r c r o s s l i v e

 

通常よりも難易度高い、ステップオフ時のウィールタップを両者揃って繰り出す衝撃度はメインレースのオープニングラップならではのアグレッシブなシーン。クレイグはハンプシャーに並びかけるかと思いきや、サッとラインをアウトからイン側に切り換え、ハンプシャーをレーシングラインから押し出して首位浮上に成功。パッシングの教科書レベルの美しさ。

 

タイムドプラクティス時から、リズムセクション内のステップオン・ステップオフを別の選択肢としてクワド的に一気飛び攻略法も披露していました。

 

 

ヒートレース時には賛否分かれるようなアグレッシブなパッシングをハンプシャーに仕掛けたクレイグ…。首位浮上タイミングを逃したくないと同時に、なるべく接触を避けたい考えもあったはず。そのような背景含めての… ヤバすぎるスキル!

 

 

クレイグはオープニングラップで首位浮上後、ハンプシャーを寄せ付けずにリードを拡大。タイトル候補最右翼オースティン・フォークナーが2位浮上するも最大7秒弱までリードを築き上げ、そのまま5年ぶりのチェッカーを受けました。

 

ガイコホンダからスターレーシングヤマハ移籍初レース。タイムドプラクティス時から、これまでとは別人かのような自信あふれるライディングが光りました。450SXクラス含めた中でも最速ラップを記録しましたし、オフシーズンの好調も伝えられていましたが、その豊かな才能に反比例して安定感に難アリな印象強かったクレイグがここまで完璧なレースを披露するとは正直おどろきました。

 

持ち前のスムースなライディングスタイルとパワーに定評あるスターレーシングヤマハのマシンとの好相性。29歳という250クラスではベテランの活躍から目が離せそうにありません。

 

250SXハイライトビデオ&リザルト雑感|2021 AMAスーパークロス 開幕戦 ヒューストン1
450SXハイライトビデオ&リザルト雑感|2021 AMAスーパークロス 開幕戦 ヒューストン1

O c t o p i  M e d i a


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