モトゴシップ|MXGP ゴーティエ・ポーラン「引退表明」2020年限り

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モトゴシップ|MXGP クレマン・デサール「引退表明」2020年限り

FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズで長年トップライダーとして活躍してきたフランス人ライダー、ゴーティエ・ポーランが今季限りでの引退を発表。

 

先日、クレマン・デサールの引退発表があったばかりなのですが、残念なニュースが続きます。カワサキ、ホンダ、ハスクバーナ、ヤマハのファクトリーライダーとして長年活躍。30歳での現役引退となることに。

 

 

2007年にヨーロッパ選手権タイトルを獲得し、MX2クラスへのスポット参戦を開始してから、24シーズン目での現役引退へ。GPタイトルに手は届きませんでしたが、ランキング2位を3回、ランキング3位を6回と名実ともにGPトップライダーとして活躍。つい先日の第13戦 フランダースGP(ベルギー)で、2017年オランダGP以来のレース勝利。総合2位で表彰台登壇を果たしたばかりでしたが、直後の引退表明となりました。

・GP通算総合優勝 12勝
・GP通算レース勝利 22勝
・GP通算表彰台登壇 60回
・ネイションズ優勝 5回(11大会連続代表選出)

 

上記スタッツはいずれも引退表明時のもの。最後の総合優勝は、2017年のヨーロッパGP(オランダ)です。

 

 

モトゴシップ的には、来季ヤマハファクトリー構想外説というのは早い段階からささやかれており、その去就が注目されていたタイミングでの引退表明。コメントにはこれまでのキャリアやレースファンとフランス国家を共に歌った感動が強く刻まれているとあり、ファンや自身のキャリアに関わってくれたすべての人への感謝で締めくくられていました。

 

引退を判断した理由として当時は公表されていませんでしたが、5月に背骨を骨折。そのことが引退について考えるきっかけとなったとのことです。

 

ポーランといえば、やはり国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ」フランス代表5連覇の最大の立役者としての活躍が最も強く印象に残っています。5連覇全てが、ポーランのリーダーシップと活躍によりもたらされたものと言っても過言ではないでしょう。

 

ポーランの初来日はGPフル参戦前の無名時代。10代でのBMX世界選手権王者としての実績を引き下げ、モトクロス転向した期待の逸材として全日本最終戦にカワサキからエントリーしていたレースを観戦しました。若く、線が細い印象は否めませんでしたが、BMX経験者ならではのしなやかでキレ感ある、これまで見たことないような独特のライディングをしていたのを今でも思い出せるほどの強く記憶に残っています。セカンドキャリアでの活躍にも期待すると共に… 感動をありがとう!

 

モトゴシップ|MXGP クレマン・デサール「引退表明」2020年限り

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