モトゴシップ|AMA スターレーシングヤマハ「新加入」マルコム・スチュワート
来季より450クラスでのファクトリーチーム運営を新たに開始する、AMA参戦「スターレーシングヤマハ」が、マルコム・スチュワートとの契約を発表。
先日、下記記事リンク先の内容の通り、スターレーシングヤマハ新体制の発表が行われていました。新ライダー布陣や450クラスへのファクトリーチーム運営開始等、非常に興味深い内容満載だったのですが、今回もサプライズ感あるビッグニュース!
モトゴシップ|AMA参戦 2021 ヤマハファクトリー「チーム体制」発表
2018 AMAスーパークロス250SXウエスト王者にして、あのジェームズ・スチュワートの実弟としてもレースファンが広く知るところ。明るく、サービス精神旺盛な性格もありAMAを代表する人気と注目度が高いライダー。
モトゴシップ的には、スチュワートのスターレーシングヤマハ入りの可能性はささやかれていたものでした。それを裏付けるようにモンスターエナジーとの接触の事実、担当トレーナーがスターレーシングヤマハ契約の元AMA・MXGPライダーのギャレス・スワニプルという接点もあり、交渉中であることは事。しかし、先日の2021 ヤマハファクトリー「チーム体制」発表時はスチュワートの名はなく、交渉決裂かと思われましたが… 一転、今回の新加入発表へ!
スチュワート加入により、スターレーシングヤマハの450クラスライダーは、アーロン・プレシンジャー、ディラン・フェランディス、マルコム・スチュワートの3名体制。全員がAMAスーパークロス250クラスの王者経験者というポテンシャル高いチーム構成に。
ヤマハからのリリースによると契約内容は「AMAスーパークロスのみ」という記載がありましたが、スチュワート自身のコメントにはAMAモトクロス参戦の可能性を示唆するような内容もありました。スーパークロスでの結果次第ということでしょうか?
スチュワートが上位走行するだけでレースやスタジアムの雰囲気を一変させてしまう程の実力と魅力あるライダー。課題のフィジカル面や安定感も目に見えて克服中。2020 AMAスーパークロスでは最上位4位、ランキング7位。得意のフープススピードを活かして、450SXキャリア初の表彰台登壇や初優勝も夢ではないところまで登りつめてきました!
オフシーズン移籍関連モトゴシップ、コロナ禍でレースシーズンも長引いたことにより、今回のような異例のタイミングでの追加発表は今後もありそうです。
モトゴシップ|AMA参戦 2021 ヤマハファクトリー「チーム体制」発表