モトゴシップ|ガイコホンダ「チーム消滅へ…」正式発表

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モトゴシップ|ガイコホンダ「チーム消滅」危機説

【追記:下田去就情報】

上記記事リンク先でもお伝えしていた、ガイコホンダのチーム存続危機に関する情報。モトゴシップとしての情報や背景深堀りはリンク先でご確認いただくとして、2020 AMAモトクロス 最終戦 フォックスレースウェイ終了後にガイコホンダからコメントがリリースされました。

 

 

結論から言うと、上記モトゴシップの通りに残念ながらチーム消滅の判断が下されました。1998年にファクトリーコネクションが運営母体として活動スタートしたチームは、22年間で12度のタイトル獲得。発足当初はマイク・ラロッコをサポートするプライベート規模のチームでしたが、ホンダのファクトリーサポートチームに昇格後は、125ccクラス(現 4st 250クラス)をメインに活動してきたUSモトクロス界を代表するチームのひとつとなっていくのでした。

 

コロナ禍で、8月に延期された今季AMAモトクロス開幕のタイミングでチームのメインスポンサーである自動車保険会社ガイコから、2020年限りでスポンサー撤退の知らせを正式に受け取ったこと(モトゴシップ的には7月の時点で打診があったとか?遅い…)。その後、どのように?どのタイミングで? ライダーやチーム関係者に知らされたのかは不明ですが、チーム運営陣は新規メインスポンサー獲得に奔走するも困難な状況が続いていました。

 

メインスポンサー獲得の目処がつかない状況下でチーム存続不可の可能性を長引かせることは、フリーエージェントとなるライダーの去就問題やチームやスポンサーの関係各位への影響を考慮し、最終的にAMAモトクロス最終戦直前の木曜日に正式な判断が下されたとのこと。

 

 

チーム消滅の正式判断前から、ガイコホンダ所属ライダーには複数年契約等の条件に関わらず、他チームとの交渉が事実上解禁。日本のレースファンとしては下田丈選手の去就問題にも直結する問題だけに、ライダーの去就問題は非常に気になるところ。

 

ここで最終戦直後のライダー去就に関するモトゴシップをまとめてみます。

・ジェレミー・マーティン – 最終戦表彰台で他メーカー移籍を公言。プロサーキットカワサキ? 古巣スターレーシングヤマハ復帰確定
・ジェット・ローレンス – ホンダファクトリーに新設される250チーム入り
・ハンター・ローレンス – ホンダファクトリーに新設される250チーム入り
・カーソン・マムフォード – ホンダサポートのフェニックスレーシング?
・クリスチャン・クレイグ – スターレーシングヤマハ確定
下田丈 – ホンダサポートのフェニックスレーシング? ホンダファクトリー3人目としての可能性もあるか?

兄弟セット売込み成功のローレンス兄弟、AMAスーパークロス期間中に移籍確定のクレイグ以外は、チーム規模や契約内容等でスケールダウンの方向性の模様…。

 

依然発表のない、2021年 AMAスーパークロスのレースカレンダーに関するモトゴシップも漏れ伝わってきていますが… 来季に向けてオフシーズン期間が短い今オフシーズンだけに今後のモトゴシップラッシュが期待でき〼

 

【追記】
プロサーキットカワサキ? 下田選手、他メーカー有力チームと交渉中の情報あり〼

 

モトゴシップ|ガイコホンダ「チーム消滅」危機説

Geico Honda


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