モトゴシップ|AMA参戦「モンスターエナジーカワサキ」2021年チーム体制発表

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2020 AMAスーパークロ最終戦でのイーライ・トマック初SXタイトル獲得の興奮冷めやらぬタイミングで、来季「モンスターエナジーカワサキ」2021年チーム体制が正式に発表されました。

 

 

来季、2021年シーズンもエースライダーのトマック、セカンドライダーに450クラス2年目を迎えるアダム・シアンサルーロという今季同様の2名体制という特に驚きもない…発表内容ではあるのですが、トマックのSXタイトル獲得直後に発表ということで、相乗効果によるプロモーションも狙ったカワサキの戦略という意味合いもあるでしょう。

 

 

トマックは昨年のAMAスーパークロス最終戦直後に2020年以降の契約更新を発表。シアンサルーロは、昨年のAMAモトクロスシリーズ中に2020年の450ステップアップと同時にカワサキファクトリー入を発表。上述の「驚きもない…発表内容」というのは、具体的な契約年数の公開はなかったものの両者共に「複数年契約」というのは周知の事実だったからです。

 

モトゴシップ的に…。トマックは3年契約のうち、3年目は「オプション契約」ではと囁かれており「最長」で2022年までカワサキと契約継続の可能性。シアンサルーロは、2年契約では?と見られており来季限りで契約満了との情報。

 

 

「悲願」という言葉がピッタリな初スーパークロスタイトル獲得したばかりのトマック。自らのミスでタイトルを何度も逃しており、無冠の帝王としてかつてのデーモン・ブラッドショーを引き合いに出されることも多かっただけにSXタイトル獲得後の燃え尽き症候群的な引退説もモトゴシップ的に存在していましたが、キッパリと本人が否定。来季でカワサキ6年目を迎えることに。

 

シアンサルーロは、450ルーキーとして開幕戦から華々しく表彰台デビュー。大柄なライダーだけに450への乗り換えに心配はなかったのですが、度重なる負傷でシリーズの約半分を欠場…。ルーキーらしいミスも目立ち、線が細い印象も。しかし、2位表彰台2回という結果はシアンサルーロのポテンシャルを証明するには十分すぎるものなはず。

 

キャリア終盤に差し掛かっているトマックとキッズ時代からカワサキ&モンスターエナジー一筋のシアンサルーロ、来季だけでなく、2022年以降もチームメイトでカワサキファクトリーから参戦継続というのも大いに可能性あるでしょう。

 

Octopi Media


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