ヤバすぎるスキル|MXGP ジェレミー・シーワー「驚嘆ピアノスキル」@ MXコース
FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ参戦のヤマハファクトリー「Monster Energy Yamaha Factory MXGP」チーム所属のジェレミー・シーワー。2019年は最高峰MXGPクラスでランキング2位、来日レース経験もあり日本のレースファンにも馴染みあるトップライダー。
幼少期のシーワーは、モトクロスを始める前に両親の熱心な勧めでピアノを学んでおり、シーワー自身もピアノを楽しんでいたそうですが、多くの子供達と同じように屋外での遊びの誘惑に勝てず…。そこで出会ったのが自転車、モトクロスだったそうです。
シーワーのピアノ&ライディングスキル、チームメイトのポーランとトヌスも出演してのコメディ風ビデオは必見です。エンジョイ!
「ギャップ萌え」感(笑)。ギター、ベース、ドラム、ターンテーブルDJ…と音楽や楽器類を趣味とするライダーも少なくありませんが、クラシック楽器は少数なはず。ピアノで磨かれた巧みな指さばきがシーワーのライディングを形成している要素のひとつなのかもしれません…?
トヌスの「場違いな音楽が流れてるな?」に始まり、「同じヤマハだけど、また間違ったヤマハだぞ」とツッコむのはポーラン(笑)。「どちらのヤマハもイケるから問題ないよ!」の返答でシーワーのライディングパートへ。「また」というのは、イタリアで開催されたEICMA2019(ミラノショー)で、シーワーのピアノは披露されており、そこでの演奏がきっかけで今回のビデオ企画が練られたとのこと。
シーワーが演奏している曲は、誰もが一度は耳にしたことあるはずのベートーベン「エリーゼのために」。クラシック音楽とモトクロス、悪くないどころか良いじゃないですか! というのも、アクションスポーツとクラシック音楽との好相性、スケートボードの世界でもクラシック音楽やジャズはBGMとして多数採用されてきた例があるのでした。
バイクも楽器も触れない時間が経過したとしても、再び手にすれば大した時間を必要とせずに楽しめるようになる? 良い例かもしれません。多趣味で経験豊富、感性豊かな人を魅力的に感じるのは万国共通なのでしょう。シーワーのファン、増えそうです!
過去には、バイオリンを得意とするライダーの以下記事もシェアしたことがありました。併せてチェックをオススメし〼
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