モトゴシップ|トラビス・パストラーナがマシンをスズキから「KTM」へ!

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クリスマスのタイミングでサプライズニュース。モトクロス、FMX界だけにとどまらず、モータースポーツ界全体やアクションスポーツ界を代表するアイコン的存在のトラビス・パストラーナが長年乗り続けたスズキから、マシンをKTMへスイッチ!

 

リリースされたライディングビデオに加えて、パストラーナのコメントも併せてシェア。エンジョイ!

 

 

ビデオ冒頭部、バラバラになったマシンを前にメカニックやクルー達が生産中止されて約15年になろうとしている、2ストロークRM250ccのパーツ集めに苦労していると、ロジャー・デコスタに相談しようということで、即直電(笑)

 

現在のデコスタは「スズキではなく、KTMなんだよ…。KTMは今でも2ストローク生産しているから…。」という重要なコメント含む、やり取り&直電の数日後にはKTMの2ストロークモデル「250SX」が、ガレージにズラッと並んでいるという光景。その後はご覧の通り、オレンジのパストラーナがいつも通りのスケール大きすぎるライディングを披露!

 

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オレンジのパストラーナ…。キッズ時代から黄色いスズキのパストラーナの活躍を見続けてきた身としては、違和感アリアリ。とはいえ、何をやってもマシン問わず、全てをパストラーナワールドに塗り替えてしまう強烈な個性と世界観ですから、この違和感も一瞬で消え去ってしまうのでしょう。

 

パストラーナは、28年間乗り続けてきたスズキへの感謝を先に表しながら、生産中止から10年以上経過するスズキ RM250cc の入手やパーツ集めに年々苦労し続けてきたことを告白。4ストロークもしくは、マシンメーカーを変更する決断をしなくてはいけなかった。と、コメント。

 

パストラーナのレーサーとしての現役時代にFMXや型にはまらない活動で度々頭を悩ませたはずのデコスタ(当時スズキファクトリー監督)が、今でもパストラーナへ手を差し伸べる器の大きさにもシビれます。「ザ・マン」のニックネームは伊達じゃない! 逆にKTMからすると、プロモーションやマーケティング的にパストラーナがKTMに乗る意味はとても大きなメリットがあります。現在でもパストラーナの知名度やメディアへの露出度は日本で感じるよりも何十倍もの影響力を維持しているはず。一般のアメリカ主要メディアでの認知度は今でもバイク業界ナンバー1ではないでしょうか。

 

ちなみにマシングラフィックにイエローが採用されているのは、スズキへの忠誠心…ではなく、パストラーナ居住のメリーランド州の州旗をデザインソースに用いた為。


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