モトいい話|ケン・ロクスンによるカリフォルニア州「山火事」被災者支援

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2019年2月1日の記事を再編集】

ここ何年も毎年のように発生している印象のカリフォルニア州での山火事のニュース。2018年11月の過去最大規模といわれる「キャンプ・ファイア」と名付けられた山火事の映像や写真はまだまだ記憶にあたらしいところ。

 

その中でも最も被害が大きかったとされるパラダイス町の被害者、シューメイカー一家がケン・ロクスンの招待により、2019 AMAスーパークロス 第4戦 オークランドSX会場を訪れました。

 

シューメイカー家は「キャンプ・ファイア」山火事で、自宅と家財道具が消失してしまい、その中には息子、エバン君のオフロードバイクとウェア一式も含まれていたのです…

 

 

ロクスンは、ホンダとFOXの協力のもと、エバン君にFOXウェア一式、洋服一式。ファクトリーマシンと同様のグラフィックが施されたホンダ CRF230Fもプレゼント。その様子を収めたビデオをシェア。エンジョイ!

 

 

「じ~ん…」。嘘、いつわりのない感動と涙がコチラです。

 

「モト文化度」の高いUSモトクロスシーンならではの好企画。ホント素晴らしい!

 

自宅、家財道具消失だけでなく、育った町そのものも被災地となったエバン君の絶望や喪失感は計り知れませんが、オフロードバイクと業界の支援によりエバン君とご家族に希望が取り戻されることを祈るばかりです。

 

 

ライブ中継時にも特別コーナーで同内容が放映されたのですが、マシンが視界に入った瞬間のエバン君の表情を観た瞬間、泣きました… なんなら、エバン君より泣きました…

 

このような形で発信することによって、オフロードバイク業界やレースシーンが社会との結びつきを広く強くしていく活動は、ロクスン個人やホンダというメーカーの枠を越え、モータースポーツシーン全体にとって非常に重要でしょう。

 

同様の趣旨の支援企画は、他のスポーツやエンターテイメント等の業界で何度も目にしてきていますし、真新しさは正直感じません。それでもあえて言いたい… オフロードバイクやプロレーサーの持つ可能性、ホント素晴らしい!!

 

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Honda Racing Corporation


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