モトゴシップ|AMA「レッドブルKTM」2019年チーム体制発表

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AMA参戦のKTMファクトリー「Red Bull KTM」2019年新体制発表。

 

AMAスーパークロス、AMAモトクロス両シリーズ最高峰450クラスで悲願のタイトル獲得まであと一歩というフランス人ライダー、マービン・ムスキャンをエースライダーとし、新たにヤマハから移籍のクーパー・ウェブが新加入という強力布陣。KTM450 SX-F ファクトリーエディション車で2019年シーズンに挑みます!

 

 

最高峰450クラス参戦4年目を迎えるムスキャン。ライアン・ダンジー引退後のKTMエースライダーとして悲願の初タイトルを狙います。複数年契約の最終年を迎えます。

 

今シーズンオフにヒザの靭帯を負傷し、母国フランスでのスーパークロス参戦をキャンセル。年始の開幕戦参戦に関して問題ないとのコメントが聞かれていますが、調整の遅れは否めないところでしょう。

 

 

最高峰450クラス参戦3年目、ヤマハから加入のウェブ。KTMとは2年契約とコメント。

 

250時代3度のタイトル獲得し久々の超大型ルーキーとして期待されましたが、負傷の影響もあり欠場や不安定なリザルトの印象強く、450ステップアップ後は3度の表彰台のみ。新天地KTMで再びウェブ本来のポテンシャル発揮が期待されるところ。

 

フロリダに拠点を移し、名トレーナーのアルドン・ベイカー指導の元、開幕戦に向けて調整中。

 

 

チーム監督は7年間務めたロジャー・デコスタから、新たにイアン・ハリソンが就任。ハリソンは90年代からのレースファンには馴染みがあるかもしれませんが、南アフリカ人で同郷のMXGP&AMA王者グレッグ・アルバーチンのメカニックとして知られた人物。アルバーチン引退後はデコスタの右腕として活躍。デコスタのKTM監督就任時の条件のひとつがハリソン帯同だったこともハリソンへの信頼度の高さが伺える逸話。

 

デコスタはレースの現場を離れ、KTMアメリカのモータースポーツディレクターというポジションへ栄転。

 

ウェブの新メカニックには、ライアン・ダンジー全盛期を支えたカーロス・リベラが担当。ウェブ再生には心強いタッグです。

 

 

250時代には、タイトル争い中に度々いさかいもあったウェブとムスキャンでしたが、現在は和解。ベイカーズ・ファクトリーでの新トレーニングパートナーとしても切磋琢磨していける関係とのこと。

 

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Simon Cudby


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