ヤバすぎるスキル|チャド・リード「ホールショット」2018 AMAモトクロス最終戦

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2018 AMAモトクロス最終戦アイアンマン 450MXクラスに急遽、JGRスズキからスポット参戦を果たし注目を集めたチャド・リード。

 

モトゴシップ|チャド・リード JGRスズキからAMAモトクロス最終戦出場へ
3年ぶりとなるAMAモトクロス参戦ながらスタート直後の順位はモト1は僅差の2番手、モト2ではホールショット! 我々レースファンに強烈なインパクトを与えた「ホールショット」獲得劇の裏側をシェア。

 

 

リッキー・カーマイケルとジェームズ・スチュワート相手にAMAスーパークロスAMAモトクロスでタイトル獲得してきた大ベテランのスタートスキルをお見逃しなく。エンジョイ!

 

Davey Coombsさん(@dcracerx)がシェアした投稿

 

そこ行くか〜!! 納得の「いぶし銀」感。

 

モト1、モト2共にトラクションが優れると思われる、コース際の芝生上ラインを加速し好スタートを繰り返しました。

 

 

ニューモト上の「ヤバすぎるスキル」で何度もスタートスキルをシェアしてきましたが、どんなにスタートが上手でも実際のレーススタート時にホールショット、もしくは上位ポジションを確保出来なければ、残念な結果となることも。ゲート飛び出した後や、1コーナーでのライン取り、つまり実際にはスタート「瞬間」スキルだけでなく、1コーナーを抜けるまでを組み立てられてはじめてスタート成功と言えるのです。

 

メリットよりも失敗時のリスクがかなり高いと思われる芝生上ライン、ズルいでもなんでもなく、一番イン側グリッド選択時からリードの頭の中ではホールショット獲得するイメージが出来上がっていたはずです。ここでも「迷いゼロ」の法則が!

 

 

現在の欧米レースシーンではスタート時の公平性が保たれるようにグリッド先の路面整備が徹底的に行われるのがグローバルスタンダード。その路面整備を逆手に取ったリードのスタート戦略は、90年代後半からMXGP、AMAで勝利やタイトルを重ねてきたからこその「ヤバすぎるスキル」。

 

250MXクラスのモト2では、リードに憧れたキッズ時代を送ってきたガイコホンダ所属RJ・ハンプシャーが、リードと全く同じグリッド、芝生上ラインで見事ホールショット獲得しています!

 

レースビデオ・リザルト雑感|2018 AMAモトクロス 最終戦 アイアンマン 450MX
レースビデオ・リザルト雑感|2018 AMAモトクロス 最終戦 アイアンマン 250MX
Suzuki Racing


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