モトゴシップ|MXGPベテラン、ケン・ディダイカー引退表明
FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズを代表するベテランライダー、ケン・ディダイカーが引退表明!
ホンダ、スズキ、KTMでのファクトリーライド経て、MXGP通算5勝。MXGP最高ランキング3位。2013年「国別対抗世界選手権モトクロス・オブ・ネイションズ」ベルギー優勝メンバー。
2005年から3年間、日本で開催されたFIMモトクロス世界選手権 MXGP 日本GPにも参戦。2006年大会レース1ではステファン・エバーツに次ぐ2位入賞と身長190cm、体重96kgと大柄で独特なライディングスタイルが今でも強く記憶に残っている日本のレースファンも多いことと思われます。
ディダイカーはコメントで2017 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第17戦 オランダGP、レース1終了時に引退を決意。レース2には出走せず、そのまま引退発表という判断に至ったとのこと。
2015シーズンまで、A・カイローリのチームメイトとしてRed Bull KTMに所属してきましたが、2016年に祖国ベルギー拠点のホンダサポートチーム「24MX Honda Racing」移籍後は負傷続きで満足いくレースを出来ずにおり、精神的にもこのままMXGPを戦い続けることが出来ないということが直接の引退の理由。
シリーズは異なりますが、AMAで突然の引退発表したトレイ・カナードの場合と引退決断に至る経緯は似ているかもしれません。
有力な若手ライダー台頭が話題に上がる近年のMXGPレースシーン、その裏側ではこのようなベテランライダーの引退もあるということ。スポーツランドSUGOで見たディダイカーの大柄な身体を生かしたライディングのスケール感、忘れられません。お疲れ様でした!
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Marco Campelli/Red Bull Content Pool