モトラップ|ミックステープ「MX BOYS 2」13ELL
元モトクロスレーサーのヒップホップ・アーティスト、ラッパーの「13ELL(ベル)」発のミックステープ(アルバム)その名も「MX BOYS 2」がリリース!
これまでSNOWCRABfilms発 IA1ライダー 馬場大貴選手をフィーチャーしたビデオやSNSのBGMとして使用されていたので、その存在とラッパーとしての素晴らしさは認知していましたが、アルバム通してのクオリティが素晴しい。1990年代の日本語ラップシーン黎明期をリアルタイムで体験してきた身にとっては鳥肌レベルの「ヤバすぎるスキル」。
我々レースファンにはたまらない、モトクロス題材のトラックも収録!
【PROFILE】
13ELL(ベル) from DCA
京都生まれ、京都育ち。小学生の頃に始めたモトクロスのレースで2度の渡米を経験。17歳の時にプロライセンスに昇格するが、レース中のクラッシュで大怪我、現役は続行不可能となり、止むを得ずライダーとしての幕を降ろす。兄がラッパーであったこと、幼少時からアメリカンカルチャーに影響を受けていたこともあり、自然とマイクを手にラッパーとして第二の幕を開けることになる。2010年頃、地元京都の同世代でDCAという大所帯のクルーを結成し活動を開始。2014年には1st MIX TAPE「MX BOYS」をリリース。DCA名義としては2015年に「MELT TOWN」、2016年に「MELT TOWN2」と立て続けにMIX TAPEをリリースしている。関西圏のストリートを中心に活動をしていく中で様々なアーティストに影響を受け、正統派なストリートスタイル且つメインストリームの王道を歩く自身のスタイルを確立させてきた。トレンドを昇華させる作曲センス、的確なライミング、知識だけではない経験で身につけたスキルには定評があり、Unsigned Hypeという言葉が最も似合うラッパーの一人だろう。そして2017年、3年ぶりに自身のルーツを冠したMIXTAPE「MX BOYS 2」をリリースする。
以下、全曲フル視聴可能。エンジョイ!
【作品紹介】
「視線の先は今も昔も変わらない、表彰台に登るだけだ。」自己のルーツを冠したミックステープシリーズ第二弾【MX BOYS 2】堂々完成。
輝かしい過去の栄光。相次ぐ怪我と不慮の事故。モトクロス日本Jr.チャンプが、右手をアクセルからマイクに持ち替え、荒れたオフロードを再び走り出した。己の感情をスピットした1stミックステープから早3年、「DCA」としての活動で積み上げた経験、繰り返したレコーディングで磨いたフローと作曲センス。業界からの注目度も高く、関西ラップシーンのNEXTアーティストの一人に成長した13ELL a.k.a MX BOY。今作の客演にはDCAからJAY LOX、WAWA、1$$E1はもちろんのこと、同郷の孫GONG、M.I.Z、隣町滋賀からSWILLOWが参加。プロデューサーにはDODGE NOLEGE、Thieves Production、GeGが脇を固め、隙のない仕上がりになっている。等身大のリリックと現行型のフロー、ライミングが見事に混ざり合った高水準な作品だ。
オフィシャルサイト上のMX BOYS 2 / 13ELL 通信販売フォームでは、CD単体、「CD + Tシャツ&ステッカー」のスペシャルセットも発売中! ボーナストラックは含まれませんが、フリーDLリンクも有。個人的にはMXゲーマーなら納得の秀逸ロゴなTシャツも欲しいのでスペシャルセット購入したい。
CDでも、フリーDLでもモトクロスファンは必ずチェックしておくべき作品です。
最後に… ニューモト的に嬉しかったのがタイトルトラック「MX BOYS part.2」に “シーズン始まれば毎週月曜 チェックするセタレ レースのリザルト” と「セタレ」がリリックに登場! 他にも “気分は一文字 慧、敵はアネモス!” とリアルなMXシーンをレペゼンしてくれるリリックが嬉しくて既に100回以上聞いて〼
MX BOYS 2 / 13ELL 通信販売フォーム
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