モトゴシップ|ケン・ロクスン負傷最新情報&コメント
2017 AMAスーパークロス 第3戦 アナハイム2、450SXメインレース中のクラッシュにより、左前腕部複雑骨折、左手首脱臼、左ヒジ脱臼の大怪我を負ったケン・ロクスン(ホンダ)。
ロクスン個人のSNS上では負傷後の手術や治療の様子がアップされており、その様子の痛々しさに事の重大さを改めて感じていましたが、先日のデイトナSXへ来場。サイン会出席やTV中継にも出演し、怪我についてや現在の状況について本人の口から語っていました。
ホンダホームページではコメントも掲載。
「ここまでの経過は順調です。腕の外側に金属製の固定具を着けているので、見た目はちょっと不気味ですが、固定されていたヒジの動きを取り戻すために1週間前からリハビリを始めたところです。ドクターには3回と勧められたセラピーですが、自分なりに考えて4回行っています。最初は指が硬かったりしましたが、徐々に回復しています。先々週あたりはとても体調が悪く、1日に2~3回昼寝をすることもありましたが、今は体力が戻った感じです。一般の人は月曜日が憂鬱なものですが、今の僕にとっては固定具を外してリハビリを始める日で、シャワーも浴びれるので月曜日が楽しみなんです。これまでに9回手術をしてきましたが、それはケガが複雑で段階的な処置が必要だからです。骨折や脱きゅうに加えて、じん帯や筋膜内部が腫れる症状などもあったため、手順が複雑になってしまうのです。例えば手首を骨折しただけであれば、もっと早く復帰して今日もレースに出ていたはずです。ドクターからは、今回のケガと手術がライダー人生に終止符を打つことになるかもしれないと言われましたが、僕は強い人間だし絶対にカムバックします。いつになるのか明言できませんが、実際の回復ペースはドクターのプランよりも早いようですし、この苦境を克服できる手応えを感じています」
via: http://www.honda.co.jp/AMA/race2017/sx_rd10/?from=cattopnews
「ライダー人生に終止符」とのコメントに驚かれたかと思いますが、SNS上では転倒時の強い衝撃で血流が滞り、左腕切断の可能性もあったとの情報も記されていました。当初はスーパークロスタイトル絶望としか認識出来ていませんでしたが、負傷直後のリリースから深刻さは増すばかり。TV中継内コメントでは、今後10回目の手術も予定されているそうです。
昨年、2度目のAMAモトクロスタイトル獲得後、ホンダへ移籍。今季AMAスーパークロス開幕から2連勝と絶好調の中、ロクスンを襲ったアクシデント。天国から地獄のような状況ですが、レースファンとしてロクスンの怪我の回復、完全復調を願ってやみません。
「頑張れ、ロクスン!」
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pc: Honda Racing Corporation