ホンダ移籍後デビューウィン｜下田丈ウインター・オリンピック「Mini O’s」タイトル獲得
全米最大アマチュア選手権ロレッタリンでのタイトルを引き下げ、ガイコホンダのアマチュアプログラム「アムズオイルホンダ」と契約した下田丈選手（14歳）。ホンダへとマシンを変更し、フルサイズ転向後初のアマチュアビッグレースとなったウインター・オリンピック通称「Mini O’s」でいきなりデビューウィンの嬉しいニュース。
こちらは予選日ハイライトビデオ。下田選手もバッチリとフィーチャーされています。
フルサイズ初優勝ということよりも、この大会がどのようなアマチュア大会という位置付けを理解していないと今回の下田選手の優勝という快挙の全てが理解できたことにはなりません。
ウインター・オリンピック通称「Mini O’s」は、全米最大アマチュア選手権ロレッタリンを頂点とするUSアマチュアレースシーンの2段階目の階層に位置する歴史あるビッグイベント。夏のロレッタリン終了後、下田選手のようにマシンをステップアップさせたり移籍を終えた後、実質の新シーズン幕開けとなる重要な大会。アメリカ東海岸での開催なのでキッズ時代のケン・ロクスンを始めとするヨーロッパのトップキッズたちもチャレンジするレベルの高さなのです。
特に下田選手のような有力チームと契約し、マシンやクラスもステップアップすることとなるトップアマチュア達の新たなチャレンジには大きな注目が集めることに。
- Schoolboy 2 (13-16) B/C – 総合優勝（2-1）
- 250 B – 総合23位（1-23）
250Bクラスのモト2では4番手走行中に転倒で順位を下げる残念な展開も、参戦両クラスでヒート優勝果たしている実力は素晴らしい。キッズ時代から名を馳せるランス・コブシュやタナー・スタック等を退けての勝利は価値あるものなのです！
週の前半をスーパークロスコース、後半は過去にAMAモトクロスも開催されたゲインズビルのコースで行われるモトクロスとして一週間続けてレースが行われます。モトクロスでの下田選手の活躍にも期待しましょう！
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