モトゴシップ:AMA現役引退アンドリュー・ショートの新天地が明らかに!
2016年シーズン限りで現役を引退した、アンドリュー・ショート。16年間の現役生活ではAMAスーパークロス、AMAモトクロスでの優勝経験に加えて、全日本モトクロス選手権最終戦MFJ GPへの参戦経験もあり、日本のレースファンにとっても親しみのあるライダーでしょう。
そのショートに関する、アナウンスがホンダからありました。その内容とは…
ホンダのブランドアンバサダー就任!
近年、現役を引退したプロライダー達がブランドアンバサダー就任の記事を目にすることがあります。カワサキのジェレミー・マクグラスやライアン・ビロポート、ハスクバーナは新たにジェフ・エミッグと契約。
ブランドアンバサダーとは、広告塔、宣伝塔という役割が主たるものになりますが、2005年〜2010年、2012年のホンダとの契約、AMAトップライダーとしての活躍、知名度によるブランドロイヤリティーの高さも見込まれての契約でしょう。
リリースによると、ブランドアンバサダーとして様々なイベントに参加し、ATVからアフリカツイン等のアドベンチャーバイクまで多岐にわたるプロモーション業務をおこなうとのこと。他にも注目はブランドアンバサダー業務以外に、新たにケン・ロクスン加入のTeam Honda HRCチームのオフィシャルテストライダーも務めることが記載されていました。
ショートは、シーズンオフになるとアドベンチャーバイクでツーリングに行くことも多く、レーサーとして以外のオフロードバイクの楽しみ方をその親しみやすい人柄とともに伝えていくには最適な役割かもしれません。
また、ホンダ移籍一年目でフルモデルチェンジのマシンを駆ることとなるロクスンにとっては、マシンテスト開発能力を高く評価され、元KTM時代のチームメイトで渡米時から最も親交が深いライダーであるショートがテストライダーを務めることは、大きな後押しとなることは間違いないでしょう。