【モトゴシップ】ジェームズ・スチュワート、レース途中リタイアの真相

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2016AMAスーパークロス開幕戦での脳震盪の影響により欠場していたジェームズ・スチュワートがRd.4 オークランドで復帰を果たしますが、メインレースで自らの意志でリタイア。マシンをピットへと引き上げました。

 

状況が分からず混乱しましたが、ヨシムラスズキからリリース出ました。

 

 

“James came in feeling he was good to go,” said Yoshimura Suzuki Team Manager Mike Webb. “He rode three days this week and put in a lot of laps. He was riding well and looked more like the old James. He was solid all day and did well in his heat although didn’t feel 100 percent. He got a great start in the Main but after a couple laps he started to struggle with blurred vision and by lap nine he pulled off. He’s going to get some tests done early this week and we’ll see where we are then.”

 

リリースによるとレース前のプラクティスでは好調、レース日もヒートレースまで、100%でないとしながらも順調だったとありますが、メインレースではスタートから数周後に視界が「ぼやける」症状が発症。9周目にリタイア。今週前半に検査を受けるとあります。

 

実際に好スタートから数周後には明らかにペースと順位を下げていき、リタイアに至っています。

 

開幕戦での脳震盪後、Rd.2 サンディエゴへの出場可能との検査の結果もありましたが練習走行で体調不良の為、欠場に。そして改めて休養を取り、挑んだオークランドSXでも脳震盪の影響とみられる症状。

 

スチュワート、非常に心配です。脳震盪後に時間も経過しているため脳震盪後遺症候群とも言われますが、治療法も解明されていなかったり、症状の表れ方も人それぞれ。スチュワートの場合、視覚に問題が発生していると思われるコメントがあるので、神経系への影響も懸念されます。

 

同時に今後のライディングを考えると、セカンドインパクト症候群やパンチドランカーを引き起こす危険性もあり、症状の有無も含めて、完治するまで完全休養が必要な状態である可能性も無視できません。

 

残念ながら今季のチャンピオン獲得の可能性はゼロ… ここは焦らずにしっかりと休養して、万全の体調で全盛期のスチュワートのライディングを披露して欲しいです。

 


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