レースビデオ＆リザルト｜2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第17戦トルコGP

by SetagayaRacing · Published 2023-09-04 · Updated 2023-09-04

2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第17戦トルコGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ＆リザルトをシェア。

会場はフラットで硬質路面のコースにビッグジャンプやウェーブセクションが勝負所としてレイアウト。標高の高さやコース幅の広さも特徴です。

予選日の雷雨でMXGPクラス予選レースはキャンセル。決勝日は路面コンディションが徐々にドライに移り変わっていく状況でのレースとなりました。

エンジョイ！

【MXGP 総合結果】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 2-1.
2. Romain Febvre (FRA, KAW), 1-3.
3. Maxime Renaux (FRA, YAM), 3-2.
4. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 4-5.
5. Alberto Forato (ITA, KTM), 5-7.
6. Ruben Fernandez (ESP, HON), 11-4.
7. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 6-8.
8. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 8-10.
9. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 7-11.
10. Jorge Prado (ESP, GAS), 13-9.

総合優勝は、開幕前の大腿骨骨折から復帰6戦目にしてようやくディフェンディングチャンピオンのガイザーが獲得。レース1の腕上がり、レース2の転倒と、らしくない展開もありましたが、週末通して好調だったと振り返る通りのスピードで勝利。総合2位は、シリーズ終盤戦を圧倒する強さを見せるフェーブル。レース1はベストラップを記録するスピードを武器に首位浮上後は独走でレースをコントロール。レース2はレースウィーク通じて体調不良だったことに加え、大幅にコンディションが変化し、ハイスピードとなったコースで無理できずに3位。プラドのミスやトラブルが必要な状況に変化ありませんが、勝ち続けて逆転タイトルへの望みをコメント。総合3位には、ルノー。足の骨折から復帰3戦目での表彰台登壇。依然100％の状態ではないと語るも徐々に調子を取り戻してきており最高の気分とレースを振り返りました。

ポイントリーダーのプラドは好スタートを揃えるも両レースでトラブル発生…。難しいレースとなりましたが、出走ライダー20名ということもあり、後方からの追い上げで総合10位。

【MXGP ポイントランキング】
1. Jorge Prado (ESP, GAS), 841 points
2. Romain Febvre (FRA, KAW), 774
3. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 676
4. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 628
5. Ruben Fernandez (ESP, HON), 570
6. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 532
7. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 456
8. Alberto Forato (ITA, KTM), 444
9. Valentin Guillod (SUI, HON), 310
10. Maxime Renaux (FRA, YAM), 302

92点差から「67点差」へ。プラドの大量リードに影響なし。シリーズも残り2戦となり、次戦でプラドの自身初となるMXGPタイトル獲得の可能性あり。

【MX2 総合結果】
1. Liam Everts (BEL, KTM), 3-2.
2. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 6-1.
3. Jago Geerts (BEL, YAM), 2-4.
4. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 1-6.
5. Roan Van De Moosdijk (NED, HUS), 4-3.
6. Andrea Adamo (ITA, KTM), 10-5.
7. Rick Elzinga (NED, YAM), 7-8.
8. Oriol Oliver (ESP, KTM), 9-7.
9. David Braceras (ESP, KAW), 8-11.
10. Emil Weckman (FIN, HON), 11-9.

総合優勝は2戦連続でエバーツが獲得！レース勝利こそありませんが、終盤戦は確実に表彰台争いに絡む安定感とスピードに磨きがかかっています（表彰台登壇今季8回）。高速コースは得意でないと語るも自身のスピードには満足とコメント。ミスもありましたが、タイトル争いへの意欲を見せました。総合2位は、キャリア初レース勝利＆今季初表彰台登壇のホーグモ。好調時のスピードには定評あるカワサキライダー。レース1のミスがなければ総合優勝を狙えた展開でした。総合3位には、ヘールツ。今季2度目の骨折欠場から復帰2戦目で表彰台登壇。タイトル争いは絶望的な状況ながらも最後のMX2クラス参戦を締めくくるべく、体調不完全ながらも更に上位を目指すとコメント。

【MX2 ポイントランキング】
1. Andrea Adamo (ITA, KTM), 732 points
2. Liam Everts (BEL, KTM), 684
3. Jago Geerts (BEL, YAM), 650
4. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 645
5. Lucas Coenen (BEL, HUS), 520
6. Roan Van De Moosdijk (NED, HUS), 508
7. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 505
8. Kay de Wolf (NED, HUS), 501
9. Thibault Benistant (FRA, YAM), 462
10. Rick Elzinga (NED, YAM), 352