レースビデオ&リザルト|2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第12戦 チェコGP

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2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第12戦 チェコGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。

 

 

小砂利混じりでアップダウンのあるハードパックコースが、チェコGPの舞台。逆バンクが多く滑りやすい路面に加えて、散水によるコンディションの変化が波乱や好バトルを演出しました。

エンジョイ!

 

 


 

【MXGP 総合結果】
1. Romain Febvre (FRA, KAW), 1-4.
2. Jorge Prado (ESP, GAS), 3-2.
3. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 2-3.
4. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 5-1.
5. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 4-7.
6. Ruben Fernandez (ESP, HON), 6-6.
7. Tim Gajser (SLO, HON), 9-5.
8. Jeremy Van Horebeek (BEL, HON), 8-8.
9. Mitchell Evans (AUS, KAW), 7-11.
10. Tom Koch (GER, KTM), 16-9.

フェーブルが3戦連続の総合優勝達成! 総合3連勝は自身がMXGPタイトル獲得した2015年以来とのこと。流れ的にはピンピン完全優勝確実と思われる展開と好調さでしたが、2度の自身のミスによる転倒と曲がったハンドルバー、肩のダメージもあり、完全優勝を逃したことよりも無事に総合優勝獲得できた喜びのほうが大きいとコメント。フルモデルチェンジが話題の2024年モデルのKX450発表以降、絶好調! 総合2位は、ポイントリーダーのプラド。シリーズ中盤戦にして、100点以上の大量リードで無理する必要のない展開ながらも持ち前の好スタートから表彰台を逃さないスピードと戦いぶり。今季ここまで表彰台を逃したのは1度のみという脅威の安定感です。体調不良とのコメントもありましたが、ミスなく上位でレースできた一戦に満足とのこと。総合3位には、今季3度目の表彰台登壇となったシーワー。体調も回復してきて本来の調子を取り戻し、積極的に優勝争いに絡んでいけるスピードとフィジカルをアピール。転倒に悔しさを滲ませませるものの、手応えを感じています。

開幕前の大腿骨骨折から今大会初レースとなるディフェンディングチャンピオンのガイザー。10ヶ月ぶりのGP参戦、腕上がりに苦しんだレース1、優勝争いから大きく離されることがなかったレース2とリズムを掴むことが出来たとコメント。今後の目標としてはレース数を重ね、自分本来のレベルに近づけていくこととコメント。

 

【MXGP ポイントランキング】
1. Jorge Prado (ESP, GAS), 614 points
2. Romain Febvre (FRA, KAW), 510
3. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 465
4. Ruben Fernandez (ESP, HON), 452
5. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 428
6. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 402
7. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 386
8. Alberto Forato (ITA, KTM), 302
9. Valentin Guillod (SUI, HON), 276
10. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 203

プラドのポイントリードは予選レース勝利の得点も加算され「104点差」とリード拡大に成功。

 

【MX2 総合結果】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 1-3.
2. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 4-2.
3. Kay de Wolf (NED, HUS), 3-4.
4. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 2-9.
5. Andrea Adamo (ITA, KTM), 13-1.
6. Camden Mc Lellan (RSA, HON), 6-5.
7. Sacha Coenen (BEL, KTM), 5-7.
8. Lucas Coenen (BEL, HUS), 8-8.
9. Marcel Stauffer (AUT, KTM), 11-10.
10. Emil Weckman (FIN, HON), 7-15.

腕骨折復帰から調子を上げるへールツが総合2連勝達成! レース1は序盤から逃げ切る勝ちパターン。レース2ではフィーリングがいまひとつとのことで無理せずに3位。3戦連続表彰台。次戦は地元ベルギーGPのサンドコースでさらになる活躍が期待されます。総合2位は、ランゲンフェルダー。鎖骨骨折で3大会欠場もへールツ同様に復調し、2戦連続表彰台登壇。ドイツからのファンも多く掛けつけ、ホームレースのような気分だったとコメント。調子は上向きとのことで残りのレースが楽しみとコメント。総合3位には、デ・ウルフ。サンドコース得意なライダーですが、超のつくハードパックコースでも実力を発揮。課題を克服し得た表彰台は4戦ぶりのもの。

 

【MX2 ポイントランキング】
1. Andrea Adamo (ITA, KTM), 506 points
2. Kay de Wolf (NED, HUS), 478
3. Jago Geerts (BEL, YAM), 471
4. Thibault Benistant (FRA, YAM), 462
5. Roan Van De Moosdijk (NED, HUS), 433
6. Liam Everts (BEL, KTM), 432
7. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 368
8. Lucas Coenen (BEL, HUS), 359
9. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 316
10. Jan Pancar (SLO, KTM), 248

ポイントリーダーのアダモに転倒と黄旗無視のペナルティもあり、レース2勝利もありながらも失速…。へールツが、35点差に接近。ランキング2位だったベニスタントは予選レース時のスタート直後の転倒で肺挫傷と脳震盪の影響でDNS。ランキングも4位に後退。

 

レースビデオ&リザルト|2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第11戦 ロンボク – インドネシアGP

Juan Pablo Acevedo


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