レースビデオ&リザルト|2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 開幕戦 アルゼンチンGP
モトゴシップ|2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ変更点まとめ
2023 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 開幕戦 アルゼンチンGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。
今季からポイントシステム変更が行われ「予選レースにも1位〜10位までポイント加算」のチャンスが新たに誕生することとなりました。
モトゴシップ|MXGPチャンピオン「大クラッシュ負傷」ティム・ガイザー
待望のMXGPシリーズ開幕戦は南米アルゼンチンが舞台。シリーズ開幕直前に最高峰MXGPクラス王者のティム・ガイザーが大腿骨骨折のニュースをお伝えしたばかり。しかし、2021年王者ジェフリー・ハーリングスの復活もあり、今季もアウトドア世界最高峰シリーズとして大注目。MXGPベストコースにも選出された雄大なコースでのハイスピードバトルは必見です。
エンジョイ!
【MXGP 総合結果】
1. Ruben Fernandez (ESP, HON), 5-1.
2. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 4-2.
3. Jorge Prado (ESP, GAS), 1-6.
4. Romain Febvre (FRA, KAW), 2-5.
5. Pauls Jonass (LAT, HON), 6-4.
6. Maxime Renaux (FRA, YAM), 3-9.
7. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 17-3.
8. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 10-8.
9. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 11-10.
10. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 7-14.
ガイザー不在のホンダファクトリーに今季新加入のフェルナンデスが、開幕戦で自身初のレース勝利&総合優勝獲得。最高峰MXGPクラスフル参戦2年目の快挙。レース1でも首位走行シーンがあり、レース2での勝利がまぐれと感じさせない力強いライディング。総合2位は、足の骨折で昨年1年間を棒に振った2021年MXGP王者ハーリングス。16ヶ月ぶりのGP復帰ということで、シリーズ開幕前から表彰台を目指すのは序盤の数戦を終えてからと語っていましたが、いきなりの表彰台登壇はお見事。総合3位には、予選レース勝利から好調さが際立っていたプラド。昨年はコロナウィルス感染等で体調優れない期間もありましたが、今季は開幕から絶好調。得意の好スタートからレースをコントロールしたレース1のような勝ちパターンを再び取り戻すことが出来れば、MXGP初タイトルにも手が届くはずの勝負の年となるでしょう。
【MXGP ポイントランキング】
1. Jorge Prado (ESP, GAS), 50 points
2. Ruben Fernandez (ESP, HON), 48
3. Romain Febvre (FRA, KAW), 44
4. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 41
5. Maxime Renaux (FRA, YAM), 40
6. Pauls Jonass (LAT, HON), 36
7. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 33
8. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 26
9. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 25
10. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 24
総合結果とは別に予選レースでのポイントも加算されるポイントランキングでは、予選レース勝利のプラドがランキング首位に立っています。
【MX2 総合結果】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 1-1.
2. Andrea Adamo (ITA, KTM), 3-3.
3. Thibault Benistant (FRA, YAM), 2-8.
4. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 9-2.
5. Rick Elzinga (NED, YAM), 7-4.
6. Roan Van De Moosdijk (NED, HUS), 4-7.
7. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 8-5.
8. Kay de Wolf (NED, HUS), 6-10.
9. Liam Everts (BEL, KTM), 5-13.
10. Jan Pancar (SLO, KTM), 10-12.
昨年は最終戦レース2までもつれ込むタイトル争いに惜しくも僅差で破れたヘールツが、予選レースから全レース勝利で総合優勝達成。全レースで好スタートと安定したラップを刻むことが出来たのが勝因とコメント。取りこぼしが多いライダーだけに今季は安定感を高められているかが鍵となるでしょう。総合2位は、GASGASファクトリーから今季はレッドブルKTM入りを果たしたアダモ(自己ベストタイ)。移籍に伴い、ベルギーに引っ越してGPレジェンドのジョエル・スメッツとのトレーニングの成果が出たとコメント。総合3位には、ヤマハファクトリーのベニスタント。へールツを上回るスピードを披露しながらも両レースで転倒。しかし、怪我なく迎えた開幕戦での表彰台登壇に満足していると語りました。
【MX2 ポイントランキング】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 60 points
2. Andrea Adamo (ITA, KTM), 49
3. Thibault Benistant (FRA, YAM), 41
4. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 37
5. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 36
6. Roan Van De Moosdijk (NED, HUS), 36
7. Rick Elzinga (NED, YAM), 33
8. Kay de Wolf (NED, HUS), 31
9. Liam Everts (BEL, KTM), 31
10. Jan Pancar (SLO, KTM), 20
予選から全レース勝利のヘールツが、新ポイントシステム最大獲得ポイントとなる「60点」でポイントリーダーに立つ。
Juan Pablo Acevedo