レースビデオ&リザルト|2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第6戦 ラトビアGP

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2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第5戦 第6戦 ラトビアGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。

過去ネイションズも開催されたサンドコースでのレースアクションは注目です。路面はサンド質ではあるのですが、その下にある硬質の土質が所々で露出する「ハードサンド」と呼ばれるライダー泣かせの難コース。例年アクシデントが必ず生まれるタイトなスタート1コーナーに加え、曇り時々雨の天候もあり、今大会も波乱の予感… エンジョイ!

 

 


 

【MXGP 総合結果】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 1-1
2. Pauls Jonass (LAT, HUS), 2-2
3. Ruben Fernandez (ESP, HON), 3-4
4. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 5-3
5. Maxime Renaux (FRA, YAM), 6-5
6. Alberto Forato (ITA, GAS), 4-9
7. Brian Bogers (NED, HUS), 8-6
8. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 7-8
9. Calvin Vlaanderen (NED, YAM), 14-7
10. Ben Watson (GBR, KAW), 13-10

前大会に続いてピンピンの完全優勝で今季5度目の総合優勝果たしたのは、ポイントリーダーのガイザー。レース1ではシリーズ唯一のタイトル争いのライバル、プラドとの僅差バトルが見どころでしたが、レース2ではプラドのミスもあり落ち着いたレース運びで完全にバトルを掌握。マディのサンド路面に苦戦と語るも危なげない勝利。総合2位はホームレースを迎えた元MX2王者のジョナス。シーズンオフの手首の手術で開幕戦欠場、調整出遅れていましたが遂にホームレースで完全復活。安定感難ありのイメージあるライダーですが、ハーリングスとフェーブル不在の現在のMXGPでさらなるキャリアアップが期待されるライダー。ホールショットから地元観衆の大歓声を受けての首位快走シーンは今大会のハイライト。総合3位には、前日の予選レースから好調のMXGPクラスルーキー、フェルナンデスが初表彰台登壇。スピードは光るものがあるもののルーキーらしいミスが目立っていたのも事実。レース2フィニッシュ直前のポジションダウンがありましたが、今回の表彰台をきっかけに新世代ライダーのブレイクに注目です。

 

【MXGP ポイントランキング】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 286 points
2. Jorge Prado (ESP, GAS), 220
3. Maxime Renaux (FRA, YAM), 215
4. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 187
5. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 177
6. Ruben Fernandez (ESP, HON), 163
7. Brian Bogers (NED, HUS), 154
8. Jeremy Van Horebeek (BEL, BET), 140
9. Alberto Forato (ITA, GAS), 124
10. Pauls Jonass (LAT, HUS), 120

プラドの転倒・失速もあり、ガイザーが33点差から一気に2倍の「66点差」にまでリードを拡大!

 

【MX2 総合結果】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 1-1
2. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 2-4
3. Tom Vialle (FRA, KTM), 5-3
4. Kay de Wolf (NED, HUS), 12-2
5. Thibault Benistant (FRA, YAM), 3-10
6. Simon Laengenfelder (GER, GAS), 4-12
7. Hakon Fredriksen (NOR, HON), 8-8
8. Isak Gifting (SWE, KTM), 10-7
9. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 14-5
10. Andrea Adamo (ITA, GAS), 6-16

難しい路面コンディションながら好スタートを揃えてレースを有利に展開。我慢強いバトルを繰り返しての両レースの首位浮上はミスを繰り返してきたヘールツの新たな一面。不運もあり、前戦で奪われたポイントリーダーの座に再び返り咲きました。総合2位は初表彰台登壇のホーグモ。今季活躍が目立つMX2クラスのカワサキライダーの一人でMX2ルーキー。注目されるスピードもありましたが、遂に表彰台へ。レース2でもホールショットから2位のチャンスがありましたが、自らのミスで後退。今後注目の若手ライダーです。総合3位には、ビアル。2連勝&ポイントリーダー浮上で挑んだ今大会ですが、再び不安定さが露呈する内容。転倒とマシン仕様に苦労した一戦。セッティング改善されたマシンで挑んだレース2でしたが、好スタートもバトルで順位を落とし苦戦した印象のラトビアGPとなりました。

 

【MX2 ポイントランキング】
1. Jago Geerts (BEL, YAM), 244 points
2. Tom Vialle (FRA, KTM), 244
3. Simon Längenfelder (GER, GAS), 181
4. Kay de Wolf (NED, HUS), 181
5. Mikkel Haarup (DEN, KAW), 181
6. Kevin Horgmo (NOR, KAW), 176
7. Mattia Guadagnini (ITA, GAS), 161
8. Andrea Adamo (ITA, GAS), 153
9. Isak Gifting (SWE, KTM), 136
10. Stephen Rubini (FRA, HON), 121

ヘールツとビアルは同点ながら勝利数の差でヘールツがポイントリーダー再浮上! 勢いある若手同士がしのぎを削るランキング3位以降の順位変動に注目したいMX2クラスです。

 

レースビデオ&リザルト|2022 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第5戦 トレンティーノGP(イタリア)

Juan Pablo Aceved


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