450SX決勝ハイライトビデオ|2022 AMAスーパークロス 第15戦 フォックスボロ
2022 AMAスーパークロス 第15戦 フォックスボロ。全17戦で争われる世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズが、AMAスーパークロス。最高峰プレミアクラスとなる450SXクラスの決勝ハイライトビデオ、リザルト&最新ポイントランキングをシェア。
新型コロナウイルス感染症による大会中止もあり、4年ぶりの開催となったフォックスボロSX。ポイントリーダーのトマックに残り2戦を残して自身2度目のSXタイトル獲得が掛かった重要な一戦です。
エンジョイ!
【450SX 決勝リザルト】
1. Jason Anderson (KAW), 24 laps – 前戦と大きく異るコースでの2連勝。SXチャンピオン獲得した2018年の4勝を上回る今季5勝目達成! 今大会でのトマックSXタイトル獲得を阻む最低条件トマックの前でフィニッシュすることでしたが、先行するトマックのミスを誘発させるアンダーソンらしいアグレッシブなレーシングスタイルが光りました。タイトなレイアウトに早い段階から発生する大量の周遅れ、石混じりの荒れた路面という一瞬も油断できない難しいレースを上手くマネージメント。成長したアンダーソンの姿は強く印象に残りました。スタート直後からのSX王者3名による首位バトルの緊張感の高まりはシビレました。
2. Chase Sexton (HON), +03.111 – 今大会でもタイムドプラクティス最速ラップ記録からメインレースでもベストラップ記録と最速っぷりを披露しますが、周遅れや滑りやすい路面の影響もありアンダーソンに勝負仕掛けるには至らずに2位フィニッシュ。負傷欠場のシアトルSX以降、3戦連続表彰台(2位・3位・2位)。5月末開幕のAMAモトクロスシリーズに弾みをつけるためにもSXキャリア2勝目が待たれます。
3. Marvin Musquin (KTM), +18.166 – このレース含めた過去5戦で4回の表彰台登壇と好調維持。フォックスボロSXで過去2勝と好相性で、レース中盤には上位2人に接近していくスピードを披露するも周遅れの影響でリズムを崩してミスやペースダウン。終盤は表彰台キープのライディングとなりました。モトゴシップ的には今季限りで引退説もありましたが、好調維持するシリーズ後半戦に入ってきてからは現役続行(SXのみの模様)の意思を示す機会が増えてきました。
4. Malcolm Stewart (HUS), +23.020 – レースウィークのマシンテストで進歩があったというスチュワート。レース後半にはムスキャンを視界に捉えてのレースでしたが、多くの周遅れの影響もありその差を詰められず。開幕戦から連続トップ10フィニッシュは、新生スチュワートの大注目点!
5. Justin Barcia (GAS), +23.745 – 存在感を示せなかった一戦でしたが、全体的には好フィーリングで迎えた一戦。序盤に硬くなったこととミスもありましたが、リスキーな路面コンディションでもアグレッシブなライディングスタイルは健在。今季5度目のトップ5フィニッシュ。
6. Cooper Webb (KTM), +29.891 – 負傷復帰後も苦しいレースが続くディフェンディングチャンピオン。ホールショットから序盤首位キープも常にディフェンシブなライディングにならざるを得ない精彩欠いたレースに。今季勝利がないウェブですが残り2戦に意欲を見せています。
7. Eli Tomac (YAM), +32.821 – SXタイトル確定持ち越し…。オープニングラップ2位から優勝してのSXタイトル獲得も見えたレースでしたが、まさかのエンストで後退。再スタート後もアンダーソンを狙えるタイム差はキープしていましたが、滑りやすいコースで思うようにペースアップできずに中盤からは完全にクルーズモードでの無難に完走を目指したライディングとなりました。エンスト後はリスクを犯したくないと語るコースで無理せず。2度目のSXタイトルは次戦デンバーSXに持ち越し。とはいえ、デンバーSXはトマックのホームレースで素晴らしい記念すべき一戦となるのは間違いないでしょう。
8. Vince Friese (HON), +1 lap – 250SXと交互のレース参戦が続くも大健闘。得意のスタートは決まりませんでしたが、中団のバトルをしぶとく戦い抜いてのプライベーター最上位。
9. Alex Martin (YAM), +1 lap – マーティン兄弟の兄、今季ベストリザルトは今季初トップ10フィニッシュ!
10. Justin Brayton (HON), +1 lap – 今季限りで現役引退表明(スポット参戦有りの可能性)のベテランは最後尾からの追い上げレース。
11. Brandon Hartranft (SUZ), +1 lap
12. Benny Bloss (KTM), +1 lap
13. Cade Clason (HON), +1 lap
14. Ryan Breece (YAM), +1 lap
15. Fredrik Noren (KTM), +1 lap
16. Justin Starling (GAS), +2 laps
17. Henry Miller (KTM), +2 laps
18. Kevin Moranz (KTM), +3 laps
19. Tristan Lane (KTM), +3 laps
20. Logan Karnow (KAW), +3 laps
21. Scott Meshey (HUS), +4 laps
22. Justin Bogle (SUZ), +8 laps
【450SX ポイントランキング 15 of 17】
1. Eli Tomac (YAM), 341 points – 43点差リードで地元大会へ。次戦でアンダーソンが優勝しても、14位以上でタイトル確定。
2. Jason Anderson (KAW), 298
3. Justin Barcia (GAS), 275
4. Malcolm Stewart (HUS), 272
5. Marvin Musquin (KTM), 266
6. Chase Sexton (HON), 250
7. Cooper Webb (KTM), 244
8. Dean Wilson (HUS), 152
9. Brandon Hartranft (SUZ), 151
10. Justin Brayton (HON), 145
11. Dylan Ferrandis (YAM), 141
12. Ken Roczen (HON), 133
13. Shane McElrath (KTM), 101
14. Justin Bogle (SUZ), 101
15. Aaron Plessinger (KTM), 97
16. Vince Friese (HON), 96
17. Alex Martin (YAM), 87
18. Kyle Chisholm (YAM), 84
19. Justin Starling (GAS), 80
20. Ryan Breece (YAM), 79
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