450SX決勝ハイライトビデオ&リザルト雑感|2022 AMAスーパークロス 第8戦 アーリントン

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【追加:リザルト雑感】

2022 AMAスーパークロス 第8戦 アーリントン。全17戦で争われる世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズが、AMAスーパークロス。最高峰プレミアクラスとなる450SXクラスの決勝ハイライトビデオ、リザルト雑感&最新ポイントランキングをシェア。

 

 

昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で見送られましたが、今季2度目となる「12分 + 1周(450SXクラス)」、決勝3レース制「トリプルクラウン」大会として開催される注目の一戦。エンジョイ!

 

 


 

 

【450SX 決勝リザルト】
1. Eli Tomac (YAM), 7(3-2-2)– レース勝利こそ無いものの安定したリザルトを揃えての総合優勝は今季3勝目。トリプルクラウン嫌いという言葉と裏腹にトリプルクラウン最多となる6勝目達成(10戦中6勝、9度の表彰台)! メインレース3では、総合成績を優先してアグレッシブなレーススタイルのアンダーソンとの首位バトルでリスクを取らなかったのは得策でしょう。メインレース3後半は、アンダーソンへの再逆転仕掛けるタイミングを図るもラインを封じられパッシングに至らず。アンダーソンとのバトルを繰り広げられた今大会を楽しめたとコメント。

2. Jason Anderson (KAW), 8(6-1-1)– 追い詰めるトマック相手に一歩も引かない攻めの姿勢が光ったアンダーソンが好調を維持し、総合2位。メインレース1での首位スチュワートへの仕掛けた際の両者転倒が悔やまれます。強みであるアグレッシブさが裏目に出ましたが、チャンスを待たずに積極的に仕掛けていけるマシンコントロールは、移籍初年度のカワサキとの好相性がもたらすものでしょう。スチュワートとの接触転倒は自身の判断ミスを認めてレース直後に謝罪を試みるも、興奮しているスチュワートへ伝えることは出来なかったとのこと。

3. Cooper Webb (KTM), 9(1-4-4)– 不運な展開が続くも、メインレース1でのラストラップに逆転勝利と短いレース時間でも果敢にポジションアップしていく追い上げは、マシンセッティング好転を裏付ける力走。タイトル争いに絡んでいけるとしたら、スタート精度とレース序盤のペースアップが急務となるはず。ウェブの復調傾向でシリーズはさらに面白くなってくるでしょう。メインレース3の1コーナー接触出遅れもあり、全体的にはがっかりしているとコメント。

4. Chase Sexton (HON), 12(4-3-5)- 前戦の脳震盪の影響なくレース参戦。首位走行シーンもありましたが、荒れたコースでペース維持できず。不運な転倒もありましたが、確実に上位での存在感を高めています。前戦の転倒リタイアという結果をふまえると嬉しい結果と語り、トレーニング拠点フロリダで開催される次戦デイトナSXへの豊富を口にしました。

5. Malcolm Stewart (HUS), 14(5-6-3)– 首位走行時のアンダーソンとの接触転倒もありましたが、第2戦以降は連続してトップ5をキープ。まだまだスチュワートの快進撃から目が離せません。ワーストリザルトとなったメインレース2のスタート時、瞬きしたことが出遅れの原因だったとコメント。次戦は地元フロリダのホームレース、デイトナSX。

6. Justin Barcia (GAS), 15(2-7-6)– メインレース1で勝利目前で逆転を許した影響あったのか? 以後のレースでは混戦内から追い上げの展開で存在感示せず。しかし、バーシアが首位バトルする際のワクワク感は特別なものと再認識。アップダウンのある今季リザルトが示すようにスタート精度高める必要があるでしょう。スタート失敗のメーンレース2, 3では後方集団に飲み込まれ思うようにペースアップ出来なかったとのこと。

7. Dylan Ferrandis (YAM), 22(9-5-8)– 背中のダメージを抱えながらのレース参戦で転倒もあり、噛み合わず。体調回復と悪い流れを断ち切る必要があるはず。昨年のアウトドア王者として次戦デイトナSXでのダークホース的活躍に期待です。

8. Justin Brayton (HON), 28(7-10-11)
9. Shane McElrath (KTM), 29(10-12-7)
10. Dean Wilson (HUS), 30(8-13-9)
11. Vince Friese (HON), 30(12-8-10)
12. Brandon Hartranft (SUZ), 39(13-14-12)

13. Ken Roczen (HON), 41(16-9-16)– タイムドプラクティス2番手で復活が期待されましたが、転倒や不運も重なり、苦しいレースが続きます。タイムドプラクティス時と異なる滑りやすい路面コンディションに苦労していたとコメント。

14. Marvin Musquin (KTM), 44(11-11-22)– メインレース1序盤はスピード披露し首位快走も失速…。今季限りで引退説濃厚のベテランにまだまだ期待したい。体力面、マシンセッティングに苦戦。メインレース3では背中に火傷を負って、リタイア。

15. Kyle Chisholm (YAM), 45(17-15-13)
16. Alex Martin (YAM), 50(20-16-14)
17. Kevin Moranz (KTM), 52(19-18-15)
18. Justin Starling (GAS), 52(18-17-17)
19. Justin Bogle (SUZ), 55(15-22-18)
20. Cade Clason (HON), 55(14-20-21)
21. Logan Karnow (KAW), 60(22-19-19)
22. Joan Cros (KAW), 62(21-21-20)

 

 

【450SX ポイントランキング 8 of 17】
1. Eli Tomac (YAM), 177 points(3勝)– 6点差リードでランキング首位キープ。
2. Jason Anderson (KAW), 171(3勝)- タイトル争いはトマックとアンダーソンに絞られたか?
3. Malcolm Stewart (HUS), 149 – 首位トマックから、1レース分「26点」以上の28点差。
4. Cooper Webb (KTM), 147 – ディフェンディングチャンピオンが、30点差。
5. Justin Barcia (GAS), 145
6. Chase Sexton (HON), 142(1勝)
7. Marvin Musquin (KTM), 128
8. Dylan Ferrandis (YAM), 118
9. Ken Roczen (HON), 117(1勝)
10. Aaron Plessinger (KTM), 97
11. Dean Wilson (HUS), 97
12. Shane McElrath (KTM), 76
13. Justin Brayton (HON), 74
14. Brandon Hartranft (SUZ), 69
15. Max Anstie (KTM), 55
16. Kyle Chisholm (YAM), 47
17. Mitchell Oldenburg (HON), 37
18. Alex Martin (YAM), 36
19. Justin Bogle (SUZ), 33
20. Joey Savatgy (KTM), 27

 

250SX決勝ハイライトビデオ|2022 AMAスーパークロス 第8戦 アーリントン
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O c t o p i  M e d i a


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