250SX決勝ハイライトビデオ＆リザルト雑感｜2022 AMAスーパークロス第8戦アーリントン

by SetagayaRacing · Published 2022-02-27 · Updated 2022-03-02

【追加：リザルト雑感】

2022 AMAスーパークロス第8戦アーリントン。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスは、イーストシリーズ第2戦（全9戦）として開催。決勝ハイライトビデオ、リザルト雑感＆最新ポイントランキングをシェア。

今大会、シリーズはアメリカ東部へ移動しての2戦目。250SXイーストクラスでは今季初の「10分＋ 1周（250SXクラス）」決勝3レース制「トリプルクラウン」大会として開催される注目の一戦。エンジョイ！

【250SXイースト決勝リザルト】
1. Cameron Mcadoo (KAW), 6（2-3-1）– 今季初優勝（SXキャリア2勝目）達成！トリプルクラウンでの最重要事項「安定感」とスピードを兼ね備え文句なしの勝利。後続のアクシデント多発の影響もゼロではありませんが、安定したスタートと難所フープスを攻め続ける姿勢が結果に結びつきました。3レース全て同じグリッドからの好スタートが武器となったとコメント。次戦は昨年、自身SX初優勝果たしたデイトナSX。勢いに乗るマカドゥーの活躍に注目です。

2. Jeremy Martin (YAM), 14（9-2-3）– 転倒者多数に含まれる一人でしたが、気付けば2年ぶりの表彰台となったベテラン。レース前のサスペンションセッティングが功を奏したとのこと。過去シーズンで負傷が続いてきましたが、好相性デイトナSXを前に状況を好転出来るか？

3. Jett Lawrence (HON), 15（4-1-10）– タイムドプラクティスからライバルを圧倒するタイム差を見せつけるも。課題の不安定さを露呈する荒れた一戦に。3レースで3度の転倒…。記者会見では結果的にフォークナーを負傷させてしまったことに意気消沈。フォークナーやその家族、ガールフレンドに深く謝罪していた姿が印象的でした。ミスは多かったもののマシンの仕上がりやライディングには満足していいるとのこと。

4. Mitchell Oldenburg (HON), 16（5-6-5）– 前戦は不運もあり予選落ちのベテランが、持ち前のスピードでリザルトをまとめました。西部地区では、450SXクラス参戦ライダー。

5. Jordon Smith (HON), 23（6-10-7）– プライベーター最上位。昨年までファクトリーチームを渡り歩いてきたこのクラスのベテラン。

6. Enzo Lopes (YAM), 24（11-7-6）– 開幕戦から気を吐く、元JGRスズキ所属ライダーのプライベーター。

7. Austin Forkner (KAW), 24（1-4-19）– マカドゥー、ローレンスと同点首位で挑んだメインレース3で、転倒負傷リタイア…。転倒直後の様子から~~鎖骨骨折等の肩の負傷が疑われます~~鎖骨骨折…。

8. Kyle Peters (HON), 27（10-9-8）– AMAアリーナクロス連覇中の王者、今季最上位。

9. Phillip Nicoletti (YAM), 27（7-5-15）
10. Stilez Robertson (HUS), 28（8-8-12）
11. Jace Owen (YAM), 31（14-13-4）

12. Pierce Brown (GAS), 36（15-19-2）– タイムドプラクティス中の転倒によるダメージが心配された、TLD GASGASライダー。最終レースで存在感示すし、タフな状況から立ち直れたことには満足とコメント。次戦デイトナSXは昨年表彰台登壇した好相性な大会。

13. Derek Drake (SUZ), 37（16-12-9）
14. John Short (HON), 39（13-15-11）
15. Joshua Varize (HUS), 43（19-11-13）

16. Rj Hampshire (HUS), 43（3-20-20）– ハスクバーナファクトリーのベテラン、今季シリーズも不安定なリザルトが課題。転倒負傷時のダメージが心配されます。脳震盪とのことで次戦参戦の可能性が疑われます。

17. Henry Miller (KTM), 45（17-14-14）
18. Marshal Weltin (YAM), 47（12-17-18）
19. Jarrett Frye (HON), 51（18-16-17）
20. Joshua Cartwright (KAW), 55（21-18-16）
21. Coty Schock (HON), 62（20-21-21）

22. Levi Kitchen (YAM), 66（22-22-22）– スターレーシングヤマハ期待の新人ですが、メインレース1で負傷リタイア。以後のレースDNS。~~複数情報ありますが、負傷に関しては発表を待ちたいと思います。~~大きなダメージはない模様で本人はデイトナSX参戦予定とのこと。SX2戦目でタイムドプラクティス5番手、前戦のタイムドプラクティス3番手と光るスピードを披露していただけに悔やまれます。

【250SXイーストポイントランキング 2 of 9】
1. Cameron Mcadoo (KAW), 47 points（1勝） – ローレンスとタイではありますが、ポイントリーダー浮上。
2. Jett Lawrence (HON), 47（1勝）
3. Jeremy Martin (YAM), 42
4. Austin Forkner (KAW), 39
5. Enzo Lopes (YAM), 32
6. Stilez Robertson (HUS), 29
7. Jordon Smith (HON), 28
8. Pierce Brown (GAS), 28
9. Phillip Nicoletti (YAM), 27
10. Rj Hampshire (HUS), 25
11. Derek Drake (SUZ), 21
12. Jace Owen (YAM), 20
13. Mitchell Oldenburg (HON), 19
14. Kyle Peters (HON), 19
15. Levi Kitchen (YAM), 15
16. Henry Miller (KTM), 15
17. Joshua Varize (HUS), 11
18. Marshal Weltin (YAM), 10
19. John Short (HON), 9
20. Cullin Park (HON), 8