レースビデオ&リザルト|2021 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第8戦 トルコGP

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2021 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第8戦 トルコGPのMXGPクラス、MX2クラス決勝レースハイライトビデオ&リザルトをシェア。

 

 

昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で開催が見送られたトルコGPでしたが、今季は約1ヶ月のインターバル期間を経ての「日曜・水曜」ダブルヘッダーとして開催。フラットで硬質路面のコースにビッグジャンプやウェーブセクションが勝負所としてレイアウト。標高の高さやコース幅の広さも特徴です。エンジョイ!

 

 


 

 

【MXGP 総合結果】
1. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 1-2
2. Jorge Prado (ESP, KTM), 2-3
3. Tim Gajser (SLO, HON), 6-1
4. Romain Febvre (FRA, KAW), 4-4
5. Antonio Cairoli (ITA, KTM), 5-5
6. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 7-7
7. Alessandro Lupino (ITA, KTM), 13-6
8. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 8-11
9. Pauls Jonass (LAT, GAS), 3-25
10. Brian Bogers (NED, GAS), 11-12

 

肩甲骨骨折からの強行出場を続けていたハーリングスが総合優勝! 肩甲骨のダメージは未だ100%ではないとのことですが、インターバル期間もあり、回復は進んでいることを十分アピールするスピードを披露。マシンセッティングに改善の余地ありとのコメントもありましたが、GP通算92勝を達成。総合2位は、確実に調子を上げてきているプラド。両レースで得意のホールショットからレースをリードもハーリングスとガイザーに攻略される内容でしたが、逆に改善点が明確となったと前向きなコメントでダブルヘッダー2戦目の活躍も期待出来そうです。総合3位には、ポイントリーダーのガイザー。レース1ではスタート出遅れや腕上がりもありましたが、レース2では素早くトップ浮上後は独走勝利。チャンピオンらしいレース運びは披露するもののハーリングスの巻き返しや好調プラドの活躍もあり、安定したレース運びに加えて勝てるレースを逃さない勝負強さも必要となってくることを強く感じさせる一戦となりました。

 

 

【MXGP ポイントランキング】
1. Tim Gajser (SLO, HON), 310 points
2. Jorge Prado (ESP, KTM), 297
3. Romain Febvre (FRA, KAW), 293
4. Antonio Cairoli (ITA, KTM), 284
5. Jeffrey Herlings (NED, KTM), 274
6. Jeremy Seewer (SUI, YAM), 234
7. Pauls Jonass (LAT, GAS), 200
8. Glenn Coldenhoff (NED, YAM), 197
9. Alessandro Lupino (ITA, KTM), 157
10. Ben Watson (GBR, YAM), 133

 

ランキング首位ガイザーのリードは「27点差」。完全復活間近のハーリングスは、36点差と着実にタイトル争いを虎視眈々と狙える位置に追い上げてきています。

 

 

【MX2 総合結果】
1. Tom Vialle (FRA, KTM), 1-2
2. Maxime Renaux (FRA, YAM), 4-1
3. Jed Beaton (AUS, HUS), 3-3
4. Mattia Guadagnini (ITA, KTM), 2-4
5. Rene Hofer (AUT, KTM), 5-5
6. Jago Geerts (BEL, YAM), 9-6
7. Kay de Wolf (NED, HUS), 7-9
8. Wilson Todd (AUS, KAW), 11-7
9. Thibault Benistant (FRA, YAM), 8-10
10. Isak Gifting (SWE, GAS), 13-11

 

右手の骨折で出遅れていた、ディフェンディングチャンピオンのビアルが復活の今季2勝目。ピンピン完全勝利も狙えるレース2でしたが、ルノーを追い詰めた場面でミスにより後退。タイトル争いに復帰するのは厳しい状況ではありますが、負傷前のスピードに戻ったと自らコメントするように今後の活躍に期待。総合2位は、ポイントリーダーのルノー。レース2ではマシンセッティング変更が功を奏し、首位を死守しての勝利。タイトル争う上でのライバル達の取りこぼしが目立つ中で安定感は大きな武器となっています。総合3位には、オーストラリア人ライダーのビートン。上位勢バトルの中でしぶとく戦い抜き今季2度目の表彰台へ。安定感にやや難あるライダーですが、序盤で好位置キープできれば優勝争いにも絡める実力派。今後も好調維持出来るかに注目。

 

 

【MX2 ポイントランキング】
1. Maxime Renaux (FRA, YAM), 314 points
2. Mattia Guadagnini (ITA, KTM), 277
3. Jago Geerts (BEL, YAM), 262
4. Jed Beaton (AUS, HUS), 237
5. Ruben Fernandez (ESP, HON), 229
6. Thibault Benistant (FRA, YAM), 228
7. Rene Hofer (AUT, KTM), 216
8. Kay de Wolf (NED, HUS), 210
9. Mathys Boisrame (FRA, KAW), 204
10. Tom Vialle (FRA, KTM), 180

 

ルノーのポイントリードは「37点差」へ。ルーキーのガダニーニ、スピードはあるもののミスが目立つヘールツはインターバル明けの数戦は勝負所となるはずです。今回の総合優勝でディフェンディングチャンピオンのビアルが、トップ10に再浮上。

 

レースビデオ&リザルト|2021 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第7戦 ラトビアGP

Ray Archer


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