レースビデオ&リザルト|2021 AMAモトクロス 第7戦 ワシューガル

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2021 AMAモトクロス 第7戦 ワシューガル「450MXクラス」、「250MXクラス」レースビデオ&リザルトをシェア。

 

全12戦で争われるAMAモトクロスシリーズは、この大会から後半戦へ。アメリカ北西部山間部の針葉樹に囲まれた美しいロケーションのコースで滑りやすい硬質路面が特徴。全レースで繰り広げられた首位バトルは手に汗握る緊張感&迫力のレースアクション。

 

 

昨年の2020年大会は、新型コロナウイルス感染症による影響でワシューガル大会は中止。2年ぶりの開催となりました。日本期待の下田丈選手は、ワシューガル初参戦。タイムドプラクティス10番手から決勝進出。エンジョイ!

 

 


 

 

    【450MX リザルト】
1.  Chase Sexton 1 – 3 Honda
2.  Eli Tomac 2 – 2 Kawasaki
3.  Dylan Ferrandis 5 – 1 Yamaha
4.  Marvin Musquin 3 – 5 KTM
5.  Justin Barcia 4 – 7 GasGas
6.  Cooper Webb 7 – 6 KTM
7.  Aaron Plessinger 12 – 4 Yamaha
8.  Christian Craig 8 – 8 Yamaha
9.  Ken Roczen 6 – 10 Honda
10.  Joey Savatgy 10 – 9 KTM

 

総合優勝は今季初勝利のセクストン。両レースで好スタートを揃え、特にモト1のホールショットはAMAモトクロス初とのこと。昨年の最終戦での勝利のインパクトが大きかっただけに今季ここまでの活躍には少々肩すかしな印象でしたが、ロクスンをジリジリ引き離し独走勝利のレース1、フェランディスやトマックを相手に僅差のバトルを繰り広げたレース2と一気に本来のポテンシャルが発揮された形。マシンやライディングに大きな変化はないとのことですが、歯車噛み合い出したセクストンの存在感は高まることでしょう。総合2位は、今大会でも勝利に手は届かずも持ち前のスピードを発揮するトマック。群雄割拠な激戦が話題の今季450クラスでスタートの精度の低さが自らの足を引っ張っている印象…。モト2のラスト2周でベストラップ記録するタフネスさも魅力ではありますが、勝てないトマックの姿は今でもなかなか受け入れがたい光景です。総合3位には、ルーキーながらポイントリーダー突き進むフェランディス。マシンセッティングに苦労したコメントもありましたが、モト2終盤のトマック猛追を退ける勝負強さにもはや「ルーキー」という言葉は良い意味で相応しくないほどです。

 

 

   【450MX ポイントランキング 7 of 12】
1.  Dylan Ferrandis 303
2.  Ken Roczen 256
3.  Eli Tomac 249
4.  Justin Barcia 239
5.  Chase Sexton 238
6.  Aaron Plessinger 218
7.  Christian Craig 182
8.  Marvin Musquin 177
9.  Cooper Webb 177
10.  Adam Cianciarulo 147

 

先週末からの体調不良のままワシューガルに挑んだロクスンは両レースでペースを維持出来ず。気付けば、ポイントリーダーのフェランディスから、47点差のビハインドへ。後方から7点差で調子を上げてきたトマックが急接近!

 

 

 【250MX リザルト】
1.  Jeremy Martin 3 – 1 Yamaha
2.  R.J. Hampshire 2 – 3 Husqvarna
3.  Justin Cooper 1 – 8 Yamaha
4.  Jett Lawrence 7 – 2 Honda
5.  Pierce Brown 6 – 4 GasGas
6.  Michael Mosiman 4 – 7 GasGas
7.  Hunter Lawrence 5 – 10 Honda
8.  Dilan Schwartz 13 – 6 Suzuki
9.  Austin Forkner 12 – 9 Kawasaki
10.  Max Vohland 9 – 12 KTM
13.  下田丈 24 – 5 Kawasaki

 

ここまで毎戦勝者が異なる混戦模様の250MX2クラスでしたが、マーティンが今季2度目の総合優勝達成!  来季去就問題も話題のマーティンですが、今大会直前にチームオーナーから「ワシューガルで勝つために必要なものを君が持っているのかわからない」と言われたのをモチベーションにして手にした勝利。この勝利をチームオーナーに捧げるとコメント。内容的にはモト2のクーパーの転倒によって転がり込んだ総合優勝ですが、総合2連勝を呼び込んだマーティンのスピードは本物です。総合2位は、シリーズ中盤からの好調維持するハンプシャー。今大会では転倒はありませんでしたがエンストでリズムを崩してしまったとのこと。結果には満足しているとコメント。

 

モト1マルチクラッシュの餌食となってしまった下田選手、ピットインしマシン修復後のコースイン時にはすでに周遅れとなっていましたが、ハイペースで走行。ニコルスやローレンスと至近距離でレースを終えました(ノーポイント)。スタート失敗の原因はグリッド下の岩でホイールスピンを起こしてしまったとのこと。モト2ではモト1順位により、グリッド順が悪くまたしても追い上げレースに。転倒者の多いレースではありましたが、終盤でもハイペースを維持しての追い上げで価値ある5位。

 

 

   【250MX ポイントランキング 7 of 12】
1.  Justin Cooper 281
2.  Jett Lawrence 273
3.  Hunter Lawrence 237
4.  Jeremy Martin 220
5.  R.J. Hampshire 205
6.  下田丈 178
7.  Colt Nichols 172
8.  Michael Mosiman 154
9.  Jalek Swoll 148
10.  Garrett Marchbanks 141

 

転倒で大きく順位を落としたクーパーでしたが、僅かながらポイント差拡大に成功。下田選手にランキング変動なし。

 

レースビデオ&リザルト|2021 AMAモトクロス 第6戦 スプリングクリーク(ミルビル)

Garth Milan / Red Bull Content Pool


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