250SX決勝ハイライトビデオ&リザルト雑感|2021 AMAスーパークロス 第16戦 ソルトレイクシティ1

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【追加:リザルト雑感】

2021 AMAスーパークロス 第16戦 ソルトレイクシティ1。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスは、イーストシリーズ終盤戦の第8戦(全9戦)として開催。決勝ハイライトビデオ、リザルト雑感&最新ポイントランキングをシェア。

 

 

シリーズは今大会を含め、残すは2戦のみ。会場は2週続けてユタ州ソルトレイクシティのライズエクルズスタジアム。ソルトレイクシティSX2連戦で、全17戦のシリーズは締めくくられます。第16戦 ソルトレイクシティ1SXは、250SXイーストシリーズが10週間ぶりに再開。長いインターバル期間を経て、期待の下田丈選手が帰ってきます。

 

最終戦は東西シリーズ混走レース「ショーダウン」として開催されるので、イーストシリーズ単独開催としては第16戦が今季最後のレース。お見逃しなく。エンジョイ!

 

 


 

 

【250SXイースト 決勝リザルト】
1. 下田丈 (KAW), 19 laps – SX初優勝! 日本人初の快挙達成。ホールショットから全ラップ首位の完全勝利。終始後方からプレッシャーを受けながらのレースは精神的に厳しかったはず。ラスト2周は緊張やミスもなく快適にライディング出来た言葉の通り、ラストラップで50秒を切るラップタイムを記録したのは下田選手のみ。スピード、フィジカルだけでなく、精神的な成長も特筆すべき点。ニコルスを破ったことで数字上では最終戦に逆転タイトルの可能性がわずかながら浮上。単純計算ですがシナリオのひとつとして、下田選手優勝でニコルスが予選敗退ノーポイントで逆転タイトル。実力で掴み取ったプロ初勝利。素晴らしい!

2. Jett Lawrence (HON), +01.150 – 終盤2位浮上後、下田に迫るもミスもあり勝負できる距離までは近付けず。スタート時に暖機しすぎたエンジンはオーバーヒート気味となり思うようなスタートダッシュが切れなかったハプニングがあったとのこと。モジマン抜いた直後のジャンプ上でのジェスチャーについて色々な憶測がありましたが、モジマンのアグレッシブライディングに対しての警告だったとのこと。今季これまで何度も接触してきた両者、ローレンスは珍しく厳しい言葉で何度も非難しています。尾を引きそうな予感…。

3. Colt Nichols (YAM), +03.050 – クレイグ足骨折リタイアで今大会でのタイトル獲得の可能性も急浮上しましたが、下田の勝利&出遅れでタイトル決定は次戦、最終戦に持ち越し。しかし、出遅れながらも下田、ローレンスの背後まで迫るスピードとフィジカルの強さは開幕戦からの連続表彰台登壇を8と更新中。チームメイト、トレーニングパートナーでもある最大のライバルであるクレイグ負傷離脱により精神的に混乱した語るニコルス。しかし、大量ポイントリードで最終戦を迎えられることについてはシリーズタイトル獲得に向けて悪いレースではなかったし、最終戦に向けてワクワクしているとコメント。

4. Michael Mosiman (GAS), +21.717 – 手の骨折欠場からの復帰戦。このレースのベストラップ記録し下田猛追しますが、焦りからミスが目立ち後退…。下田を幾度となく追い詰めましたがパッシングポイントが定まっていなかった印象で仕掛けにも迷いが見られました。自分が勝つべきレースだったと語り、この失敗から学んでいくと前向きなコメント。

5. Thomas Do (KTM), +52.011
6. Joshua Varize (KTM), +1 lap
7. Logan Karnow (KAW), +1 lap
8. Geran Stapleton (HON), +1 lap
9. Hunter Schlosser (YAM), +1 lap
10. John Short (SUZ), +1 lap
11. Luke Neese (KAW), +1 lap
12. Devin Simonson (KAW), +1 lap
13. RJ Wageman (YAM), +1 lap
14. Alexander Nagy (KTM), +2 laps
15. Maxwell Sanford (HON), +2 laps
16. Justin Rodbell (KAW), +2 laps
17. Wilson Fleming (HON), +2 laps
18. Jonah Geistler (KTM), +2 laps
19. Brian Marty (HUS), +2 laps
20. Mason Kerr (KAW), +2 laps
21. Lane Shaw (KTM), +3 laps
22. Joshua Osby (HON), +4 laps

 

 

【250SXイースト ポイントランキング 8 of 9】
1. Colt Nichols 187 points(3勝) – 23点差。下田選手の勝利でタイトル決定は最終戦に持ち越し
2. 下田丈 164(1勝) – クレイグの足骨折リタイアもあり、ランキング2位浮上。
3. Christian Craig 158(2勝)
4. Jett Lawrence 151(2勝)
5. Michael Mosiman 116
6. Josh Osby 104
7. Joshua Varize 98
8. Thomas Do 92
9. Mitchell Oldenburg 91
10. Logan Karnow 77
11. Grant Harlan 71
12. Kevin Moranz 70
13. John Short 68
14. Jeremy Hand 59
15. Luke Neese 56
16. Devin Simonson 50
17. Max Vohland 46
18. Hunter Sayles 46
19. Hunter Schlosser 44
20. Wilson Fleming 41

 


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