450SX決勝ハイライトビデオ&リザルト雑感|2021 AMAスーパークロス 第12戦 アーリントン3

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【追加:リザルト雑感】

2021 AMAスーパークロス 第12戦 アーリントン3(全17戦)。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。決勝ハイライトビデオ、リザルト雑感&最新ポイントランキングをシェア。

 

 

今大会は、同一会場での1週間3連戦「トリプルヘッダー」として開催されるアーリントン3連戦の「最終戦」。タイトなスケジュールで開催ながら前戦から大幅に変更されたコースレイアウト、プラクティス時から話題のリズムセクションの難易度にも注目。ウェブとロクスンに絞られた形のタイトル争いの緊張感だけでなく、トマックやバーシア等の巻き返しにも期待。

 

シリーズはこの大会を終えると3週間のインターバル期間を迎える為、良い流れでインターバルを迎えるためにも重要な一戦となるでしょう。エンジョイ!

 

ヤバすぎるスキル|タイトル争い一騎打ち「ウェブ vs. ロクスン」@ 2021 アーリントン3SX


 

 

【450SX 決勝リザルト】
1. Cooper Webb (KTM), 26 laps – ヒートレースでロクスン&セクストンのホンダ勢に惨敗するも… メインレースでは持ち前の勝負強さと修正力を発揮し、逆転で6勝目達成。アーリントンSX3連戦3連勝! ヒートレース敗戦の悔しさをバネにメインレースでの巻き返しを誓ったそうですが、マシンへの修正は思うように機能しなかったとのことで、クレバーさと勝負強さがまたしても際立った一戦。海外メディアでも度々話題に上がっているエアサスからスプリングショックへのリアサスペンションの変更については、第6戦インディアナポリス3SXからスプリングショック使用とのことで今後も継続予定。ウェブ、ハート強過ぎ〼

2. Ken Roczen (HON), +01.351 – サンドセクションでのラインミス、ヒートレースでは上手く機能していましたが、結果として自身のミスを誘発する結果に。フープスでのライン取りも同様でヒートレース時のラインに固執してしまったとコメント。ウェブにラインを研究されていたと語るように、首位だったことが百戦錬磨のウェブ相手には裏目に出てしまった可能性も。得意のレース序盤からの逃げ切り展開に持ち込まめなかったことが残りのシリーズ終盤戦にどのような意味を持つことになるのか注目です。残り5戦、再逆転なるのか?

3. Eli Tomac (KAW), +03.434 -このレースでのベストラップ記録するスピードもウェブとロクスンに勝負するに至らず。バーシアとのバトルは見応えあるものでしたが、結果的に両者ペースダウンに繋がってしまいました。ディフェンディングチャンピオンとしては優勝争いに絡んでくる激走を期待してしまいます。インターバル明けのアトランタSX3連戦はデイトナのような屋外スピードウェイのインフィールドにレイアウトされた初開催会場が舞台。デイトナと好相性のトマックが最後の意地を見せる舞台となるか?

4. Justin Barcia (GAS), +05.586 – バーシアらしい激走見せるも表彰台には届かず…。これまでで最も悔しい4位フィニッシュとコメント。とはいえ、シリーズ中盤以降は再び好調時のライディングを取り戻しており、表彰台圏内でのバトルはまだまだ期待できるはず。

5. Jason Anderson (HUS), +15.282 -中継でフィーチャーされるには上位と大きく離されての5位ですが、復調傾向のアンダーソンとしては確実に上位フィニッシュを継続することが重要でしょう。スタートでトップ3に入れば、レースを盛り上げてくれる存在となるはず。

6. Malcolm Stewart (YAM), +30.449 -アーリントン連戦での不振を断ち切る6位。

7. Dylan Ferrandis (YAM), +31.399 -マシンセッティング試行錯誤が伝えられている450ルーキー。

8. Joey Savatgy (KTM), +33.465
9. Aaron Plessinger (YAM), +36.393
10. Dean Wilson (HUS), +1 lap
11. Broc Tickle (HON), +1 lap
12. Vince Friese (HON), +1 lap
13. Max Anstie (SUZ), +1 lap
14. Mitchell Oldenburg (HON), +1 lap
15. Kyle Chisholm (YAM), +1 lap
16. Martin Davalos (KTM), +2 laps
17. Justin Starling (KTM), +3 laps
18. Brandon Hartranft (SUZ), +5 laps
19. Alex Ray (KAW), +16 laps
20. Tyler Bowers (KAW), +21 laps

21. Chase Sexton (HON), +23 laps – サンドセクションで転倒。顔面強打でリタイア…。表彰台目前と思われた450ルーキーに厳しいラウンドとなりました。

22. Marvin Musquin (KTM), +24 laps – サンドセクションでミスした際に後方ライダーから接触。手首を痛めリタイア。負傷続きのムスキャン、結果が求められるポジションです。

 

 

【450SX ポイントランキング 12 of 17】
1. Cooper Webb 275 points(6勝)– ポイントリードを15点差へ拡大!
2. Ken Roczen 260(3勝)
3. Eli Tomac 234(2勝)- 41点差…。
4. Justin Barcia 214(1勝)
5. Aaron Plessinger 183
6. Malcolm Stewart 179
7. Jason Anderson 171
8. Dylan Ferrandis 153
9. Joey Savatgy 138
10. Marvin Musquin 136
11. Zach Osborne 123
12. Adam Cianciarulo 120
13. Dean Wilson 110
14. Justin Barcia 96
15. Vince Friese 92
16. Martin Davalos 91
17. Broc Tickle 81
18. Justin Bogle 78
19. Kyle Chisholm 72
20. Chase Sexton 64

 

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