450SXハイライトビデオ&リザルト雑感|2021 AMAスーパークロス 第10戦 アーリントン1
2021 AMAスーパークロス 第10戦 アーリントン1。全17戦で行われるシリーズは今大会から後半戦。最高峰プレミアクラスとなる450SXクラスの決勝ハイライトビデオ、リザルト&ポイントランキングをシェア。
今大会からの3戦は、同一会場での1週間3連戦「トリプルヘッダー」として開催される、アーリントン3連戦。タイトなスケジュールで開催されるアーリントンラウンド、僅差のタイトル争いで因縁再発の「ロクスン VS. ウェブ」、ディフェンディングチャンピオンのとマックの巻き返し等、大変な重要なトリプルヘッダーとなることでしょう。
エンジョイ!
【450SX 決勝リザルト】
1. Cooper Webb (KTM), 28 laps – 全ラップ首位で今季4勝目一番乗り。周遅れが多数出てもコンスタントなライディングで最大5秒弱のリードを築き上げて勝利。タイトル争う上で重要な一戦と言われたレースで完璧な勝利。勝負強さ、素晴らしい! 話題のロクスンとの舌戦やそれにまつわる周囲の反響については楽しめているしエネルギーにもなっていると頼もしすぎるコメント。デイトナSX終了時のポイントリーダーがタイトル獲得する確率9割説というのをお伝えしてましたが、シリーズで最初に4勝達成ライダーのタイトル獲得率8割説というのもささやかれています。いずれにせよ、ロクスンとのタイトル争いの結果が答えを導き出してくれることに。
2. Justin Barcia (GAS), +04.013 – 今季4度目の表彰台はシリーズ序盤の戦いぶりを想い起こさせる価値ある2位。オーストリアからメーカー上層部が現地に来ており、好リザルトが残せて良かったというコメントも。再び上位でのリザルトを安定させており、バーシアの一発、まだまだ期待できそう。
3. Jason Anderson (HUS), +08.248 – タイムドプラクティスから好調のアンダーソンが今季初表彰台へ。2018年SX王者としてはさらなる活躍を期待したいところ。シリーズ後半戦が楽しみなライダー。このレースのベストラップ記録! アグレッシブなパッシングに対して、AMAから警告があった模様。しかし、そのアグレッシブさが久々の表彰台を呼び込んだとアンダーソンらしいコメント。アンダーソンやバーシアン等の表彰台圏内での活躍を熱望するレースファンは多いはず。予想も出来ないような刺激的な上位争いが見れるか?
4. Chase Sexton (HON), +12.539 – 肩の負傷から復帰2戦目の450ルーキーが今季ベストの4位。レース感も取り戻してきていると語り、表彰台圏内走行シーンも光りました。ルーキーながら忘れてならない存在です!
5. Aaron Plessinger (YAM), +15.590 – 前戦デイトナでのSXキャリア初表彰台から好調維持。自身初のヒートレース勝利を飾り、メインレースでは追い上げの展開ながら存在感示すライディング。ポジションアップしながらも滑りやすくなっていくコースに我慢のライディングも必要だったとコメント。
6. Ken Roczen (HON), +19.840 – 前戦デイトナSXでの屈辱を果たす為に負けられないロクスンですがヒートレースでの転倒もあり、スタート出遅れ。バトルの中で積極性に欠くライディングで追い上げも6位どまり。ポイントリーダーの座をウェブに明け渡します…。
7. Joey Savatgy (KTM), +23.862 – 一時はロクスン相手に仕掛けるシーンも見られ、復調傾向が顕著。
8. Eli Tomac (KAW), +30.527 – う〜ん… これで完全にタイトル争いから脱落ですかね。かつては、年間ホールショット最多獲得のシーズンもあったのですが、出遅れからの追い上げに迫力なし。精彩欠くライディングで不完全燃焼なはず。ディフェンディングチャンピオンとしてだけでなく、トマックらしいスケール大きいライディングが見れないまま今シーズンは終わってしまうのでしょうか?
9. Dean Wilson (HUS), +34.253 – ヒートレースからスタート好調。ホールショットから久々の上位バトルも腕上がりでペースダウン。250時代のしなやかでキレ感あるライディングからは程遠い状況。復活熱望!
10. Martin Davalos (KTM), +38.003
11. Vince Friese (HON), +40.269
12. Justin Bogle (KTM), +43.219
13. Justin Brayton (HON), +1 lap
14. Malcolm Stewart (YAM), +1 lap – 物議を醸したアンダーソンへの突っ込みシーンはタイヤの切れ込み? 意図的なものではないと釈明。コンクリートに叩きつけられた身体も奇跡的にダメージはなしとコメント。
15. Kyle Chisholm (YAM), +1 lap
16. Max Anstie (SUZ), +1 lap
17. Alex Ray (KAW), +2 laps
18. Kevin Moranz (KTM), +2 laps
19. Cade Clason (KAW), +2 laps
20. Benny Bloss (HON), +3 laps
21. Scott Champion (YAM), +4 laps
22. Dylan Ferrandis (YAM), +21 laps
【450SX ポイントランキング 10 of 17】
1. Cooper Webb (KTM), 223 points(4勝)– 7点差で新ポイントリーダー浮上! 4勝一番乗りジンクス果たして?
2. Ken Roczen (HON), 216(3勝)
3. Eli Tomac (KAW), 190(2勝)- 33点差。一気に1レース分以上のポイント差に。
4. Justin Barcia (GAS), 176(1勝)
5. Aaron Plessinger (YAM), 152
6. Malcolm Stewart (YAM), 152
7. Jason Anderson (HUS), 137
8. Marvin Musquin (KTM), 135
9. Zach Osborne (HUS), 123
10. Dylan Ferrandis (YAM), 122
11. Adam Cianciarulo (KAW), 120
12. Joey Savatgy (KTM), 111
13. Justin Brayton (HON), 96
14. Dean Wilson (HUS), 84
15. Vince Friese (HON), 72
16. Martin Davalos (KTM), 70
17. Justin Bogle (KTM), 67
18. Broc Tickle (HON), 63
19. Kyle Chisholm (YAM), 56
20. Benny Bloss (HON), 48
250SXハイライトビデオ|2021 AMAスーパークロス 第10戦 アーリントン1
プラクティスタイム速報&GoProビデオ|2021 AMAスーパークロス 第10戦 アーリントン1
プレスデイビデオまとめ|2021 AMAスーパークロス 第10戦 アーリントン1
ALIGN MEDIA