250SXハイライトビデオ&リザルト雑感|2021 AMAスーパークロス 第10戦 アーリントン1

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2021 AMAスーパークロス 第10戦 アーリントン1。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスのウエストシリーズ第3戦として開催。決勝ハイライトビデオ、リザルト&ポイントランキングをシェア。

 

 

今大会からの3戦は、同一会場での1週間3連戦「トリプルヘッダー」として開催される、アーリントン3連戦。タイトなスケジュールで開催されるアーリントンラウンドは、開幕から3戦目を迎える250SXウエストでのシリーズの流れを掴むのに大変な重要なトリプルヘッダーとなることでしょう。

 

エンジョイ!

 

 


 

 

【250SXウエスト 決勝リザルト】
1. Seth Hammaker (KAW), 21 laps – プロサーキットカワサキのルーキーが、プロ3戦目でSX初優勝! 現在20歳の遅れてきたルーキーですが、アマチュア最後の数年は怪我やウィルス性疾患を抱えておりシリーズ通して活躍が出来ていなかっただけに驚きの倍増なのです。特にシリーズ開幕前にはハマカーのSXスキルを疑うようなコメントが海外メディアで多くありました。ウエスト開幕までの期間にフープス等の課題点修復にトレーナーのアイバン・テデスコと取り組んできたとのこと。ホールショットから序盤のスミスからの追撃を振り切った後は単独走行。「(レースが)永遠に続くのかと思った…。」のコメントが印象的でした。実際にレース中盤は身体が固くなったそうですが、終盤には自身を取り戻しての初勝利だったとのこと。

2. Hunter Lawrence (HON), +01.760 – ローレンス兄弟の兄。SXキャリアベストリザルト。近年は度重なる負傷や体調不良で思うようなシーズンを戦えておらず、今季も昨年の肩の負傷から調整不足で迎えています。しかし、想定よりも早く調子を取り戻せているとのコメントもあり、当初の目標であったトップ5をクリアし、SX初優勝やタイトル争いに加われる可能性も示した大きな意味ある2位表彰台。

3. Cameron McAdoo (KAW), +07.201 – 出遅れからの3位表彰台登壇。ポイントリーダーの座はキープ。周遅れの影響もあり苦しい戦いだったと語る通り、タイトル争うクーパーとの順位を入れ替えながらのバトルは緊張感あるものでした。レース序盤でのフープススピードによって築いたクーパーとの差は最終的には大きな意味を持ちました。前戦デイトナSXでの初勝利から好調を維持する様子はポイントリーダーに相応しい戦いぶりでした。

4. Justin Cooper (YAM), +17.097 – 終盤の猛追でマカドゥーに仕掛けるも届かず惜しい4位。マカドゥーの後方から同じような追い上げレースに。タイム差がセクション攻略法に差が出にくいコースで思うように順位を上げられずも表彰台を狙える位置まで浮上してくるのはやはり別格。転倒したもののラストラップで思い切った勝負に出れる攻めの姿勢は大いに評価したい点。

5. Garrett Marchbanks (YAM), +24.308 – 最終的に順位を上げてくるもののスタート出遅れ傾向。プライベーターの活躍に期待!

6. Jalek Swoll (HUS), +27.756 – 今季成長著しい下田世代ライダー。ベイカーズ・ファクトリーでの取り組みが結果となって表れる日も近いはず。

7. Stilez Robertson (HUS), +30.334 – 前戦2位のルーキーは思うように乗れていなかった語り、手堅くこのポジション。

8. Mitchell Harrison (HON), +32.446
9. Chris Blose (GAS), +34.362
10. Nate Thrasher (YAM), +35.855
11. Coty Schock (HON), +43.630
12. Kyle Peters (HON), +45.661
13. Ramyller Alves (HUS), +47.959

14. Alex Martin (YAM), +1:00.654 – 終盤のマシントラブルで、5位からポジションダウン…。弟ジェレミーの肩の脱臼の状態や復帰に関する情報はなし。

15. Jordan Bailey (YAM), +1 lap
16. Robbie Wageman (YAM), +1 lap
17. Cedric Soubeyras (GAS), +1 lap
18. Ty Masterpool (GAS), +1 lap
19. Jace Owen (YAM), +1 lap
20. Ryan Surratt (KAW), +1 lap
21. Jarrett Frye (YAM), +1 lap
22. Jordon Smith (KAW), +3 laps

 

 

【250SXウエスト ポイントランキング 3 of 9】
1. Cameron McAdoo (KAW), 70 points(1勝)– 6点差リード
2. Justin Cooper (YAM), 64(1勝)
3. Hunter Lawrence (HON), 58
4. Garrett Marchbanks (YAM), 57
5. Seth Hammaker (KAW), 55(1勝)
6. Jalek Swoll (HUS), 51
7. Stilez Robertson (HUS), 44
8. Chris Blose (GAS), 37
9. Coty Schock (HON), 37
10. Nate Thrasher (YAM), 28
11. Kyle Peters (HON), 27
12. Alex Martin (YAM), 26
13. Mitchell Harrison (HON), 24
14. Pierce Brown (GAS), 21
15. Robbie Wageman (YAM), 21
16. Cedric Soubeyras (GAS), 20
17. Ramyller Alves (KTM), 19
18. Jace Owen (YAM), 17
19. Jordon Smith (KAW), 17
20. Jarrett Frye (YAM), 17

 

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