250SXウエストハイライトビデオ＆リザルト雑感｜2020 AMAスーパークロス第14戦ソルトレイクシティ4SX

by SetagayaRacing · Published 2020-06-11 · Updated 2020-06-12

2020 AMAスーパークロス第14戦ソルトレイクシティ4SX（全17戦）。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。東西に別れて争われる250SXクラスのウエストシリーズ第7戦（全9戦）、決勝ハイライトビデオ、リザルト＆ポイントランキングをシェア。

新型コロナウィルス感染拡大の影響によりシリーズ中断されていたAMAスーパークロス「残り7戦」のシリーズが、5月31日に再開。感染対策としてユタ州ソルトレイクシティ「ライス・エクルズ・スタジアム」同一会場開催、無観客大会での7連戦。4戦目となった第14戦はレーススケジュールの都合上、約4ヶ月ぶりのシリーズ再開となる250SXウエストシリーズが開催。プラクティスからヒートレースまで、このクラスらしい？アグレッシブな接触が多く見られており、メインレースでも激しいポジション争いが期待できそう。エンジョイ！

・ロングハイライト（ヒート、LCQ、メイン）

【250SX リザルト】
1. Austin Forkner (KAW), 20 laps – スタート直後に首位浮上し全ラップ首位で今季3勝目。ベストラップ記録！ミスや周遅れの影響受けながらも序盤で築いたリードを武器にフェランディスを寄せ付けずに完璧なレース運びを披露。残り2戦での逆転タイトルについては自分のレースをするのみとのコメント。

2. Dylan Ferrandis (YAM), +03.109 – またしてもスタートに課題を残すも持ち前の勝負強さで2位表彰台。標高も気温も高く厳しい戦いだったと語り、今回は完敗とフォークナーを称えるコメントも。

3. Cameron Mcadoo (KAW), +14.151 – 今季初、キャリア2度目の表彰台登壇。ヒートからフェランディス相手に果敢なパッシングを挑む等、シリーズ再開後にこれまでと別人かのようなキレあるあライディング披露。ニック・ウェイをライディングコーチに迎え、取り組みが形へ。シーズン開幕直後の負傷を乗り越えて目指すは優勝とのコメント。

4. Justin Cooper (YAM), +16.300 – プラクティス最速ラップ＆ホールショット獲得もペース上がらず…。逆転タイトルに向けて心配なライディング。

5. Michael Mosiman (HUS), +17.315
6. Alex Martin (SUZ), +31.222
7. Brandon Hartranft (KTM), +33.615
8. Christian Craig (HON), +35.687
9. Derek Drake (KTM), +41.214
10. Mitchell Oldenburg (HON), +45.173

11. Jett Lawrence (HON), +45.636 – メディアの関心度も高い注目のルーキー、鎖骨骨折は癒えたものの今回も転倒…

12. Luke Clout (HON), +1 lap – ローレンス兄弟同様、オーストラリア人ライダー。

13. Hunter Lawrence (HON), +1 lap – ローレンス兄弟の兄、MXGPやAMAモトクロス優勝経験誇るもSXデビュー戦は出遅れと転倒でトップ10入りならず。プラクティスではフォークナーといざこざも…。

14. Derek Kelley (HUS), +1 lap
15. Martin Castelo (HUS), +1 lap
16. Mitchell Falk (HON), +1 lap
17. Killian Auberson (HUS), +2 laps
18. Logan Karnow (KAW), +2 laps
19. Cheyenne Harmon (KAW), +2laps
20. Bryson Gardner (HON), +3 laps
21. Carson Brown (HUS), +7 laps
22. Robbie Wageman (YAM), +9 laps

【250SXウエストポイントランキング 7 of 9】
1. Dylan Ferrandis (YAM), 158 points（3勝）– 残り2戦でポイントリードは10点差。課題はスタート…。
2. Austin Forkner (KAW), 148（3勝）– ランキング2位浮上。逆転タイトルの可能性をグッと引き寄せています。
3. Justin Cooper (YAM), 147（1勝）– タイトル争いも重要ですが勝利が欲しいところ…。
4. Brandon Hartranft (KTM), 126
5. Alex Martin (SUZ), 115
6. Michael Mosiman (HUS), 100
7. Luke Clout (HON), 94
8. Derek Drake (KTM), 92
9. Jacob Hayes (HUS), 89
10. Mitchell Oldenburg (HON), 85