450SXハイライトビデオ&リザルト雑感|2020 AMAスーパークロス 第14戦 ソルトレイクシティ4SX

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2020 AMAスーパークロス 第14戦 ソルトレイクシティ4SX(全17戦)。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。プレミアクラスとなる450SXクラスの決勝ハイライトビデオ、リザルト&ポイントランキングをシェア。

 

 

新型コロナウィルス感染拡大の影響によりシリーズ中断されていたAMAスーパークロス「残り7戦」のシリーズが、5月31日に再開。感染対策としてユタ州ソルトレイクシティ「ライス・エクルズ・スタジアム」同一会場開催、無観客大会での7連戦。4戦目となった第14戦の見応えあるレースハイライトをお届け。前戦の降雨から好天に恵まれてベストコンディションでのレースとなりました。タイトル争いも大詰め、スタート直後からの緊張感あるバトルをお見逃しなく。エンジョイ!

 

 

・ロングハイライト(ヒート、LCQ、メイン)

 


 

 

【450SX リザルト】
1. Cooper Webb (KTM), 26 laps – 全ラップ首位で今季3勝目、450SXキャリア10勝目。レース序盤のロクスンとのバトルを制すると最大9秒弱のリードを築き独走勝利。ミスにより首位の座を一瞬ロクスンに明け渡しますが再度集中してリードを拡げることに成功。ソルトレイクシティSX連戦はラストラップまで熾烈なバトルが続いた為、今大会で初めてストレスなくレースを楽しめたとコメント。ヒート同様、メインレースでも繰り広げられたロクスンとのバトルについて、フープスが自分より早いことは分かっていたが上手くラインを抑えることが出来たとのこと。

2. Zach Osborne (HUS), +05.091 – ソルトレイクシティSX連戦好調、2度目の表彰台。ヒートからスタートが決まり、好調を後押ししたとコメント。

3. Eli Tomac (KAW), +08.683 – スタート大失敗。オープニングラップ終了時12番手からの追い上げ表彰台。タイトル争い重要な局面で焦って自滅してきたようなこれまでのトマックとは異なる安定感と力強いパッシング。今回のように落ち着いて、出遅れても無理せず表彰台まで届くレースが継続出来れば悲願の初SXタイトルへ盤石と言えるでしょう。

4. Blake Baggett (KTM), +09.622 – プラクティスからの好調を維持。手のしびれの症状も訴えており、レース通してペース維持することが難しいとのこと。

5. Ken Roczen (HON), +16.618 – ベストラップを記録して因縁のライバルであるウェブをパスして一時は首位浮上もキープ出来ず…。呼吸器系の問題を抱えている影響でこのレースも中盤以降は一気に失速。昨年からウェブ攻略出来ないロクスン。フィジカル面の問題も公表されていますが、トマックとの決定的な差が「ウェブ攻略」ではっきりと浮かび上がってきています。

6. Martin Davalos (KTM), +20.255 – 450ルーキー、ソルトレイクシティSX連戦で好調維持。

7. Jason Anderson (HUS), +25.011 – 転倒から追い上げての7番手。ランキング4番手に浮上。

8. Dean Wilson (HUS), +38.322
9. Aaron Plessinger (YAM), +43.141
10. Benny Bloss (KTM), +49.391

11. Chad Reed (HON), +1 lap – 今季限りで引退。残り3戦…。

12. Justin Brayton (HON), +1 lap
13. Justin Hill (HON), +1 lap
14. Tyler Bowers (KAW), +1 lap
15. Vince Friese (HON), +1 lap
16. Kyle Chisholm (YAM), +1 lap
17. Broc Tickle (SUZ), +2 laps
18. Alex Ray (KAW), +2 laps
19. Kyle Cunningham (SUZ), +2 laps
20. Carlen Gardner (HON), +3 laps

21. Justin Barcia (YAM), +6 laps – コースアウトでマシン破損。リタイア。

22. Malcolm Stewart (HON), +21 laps – ステップ破損でリタイア。

 

 

【450SX ポイントランキング 14 of 17】
1. Eli Tomac (KAW), 322 points –(7勝)27点差と1点のみながらもポイントリードを広げて残り3戦!
2. Cooper Webb (KTM), 295 –(3勝)ロクスンを逆転しランキング2位浮上!トマックとのポイント差を削るも自力逆転タイトルは厳しい状況に変化なし。
3. Ken Roczen (HON), 293 –(3勝)29点差ビハインド。ソルトレイクシティ連戦でのレース振り返ると逆転タイトルは絶望的。
4. Jason Anderson (HUS), 245
5. Justin Barcia (YAM), 241 -(1勝)
6. Malcolm Stewart (HON), 199
7. Dean Wilson (HUS), 191
8. Zach Osborne (HUS), 186
9. Justin Brayton (HON), 184
10. Justin Hill (HON), 179

 

GoProビデオ&プラクティスタイム速報|2020 AMAスーパークロス 第14戦 ソルトレイクシティ4SX

Simon Cudby


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