ヤバすぎるスキル|イーライ・トマック「サバッチー&ムスキャン斬り」爆裂パッシング2連発

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2019 AMAスーパークロス 第15戦 デンバー、33年ぶり開催スーパークロスを制した地元コロラド州のイーライ・トマック(カワサキ)による、首位浮上に至るパッシングシーンをシェア!

 

前戦ナッシュビルSXと今回の地元デンバーSXの勝利は今季初の連勝ということに。

 

 

3位から2位浮上時のチームメイト、サバッチーへのパッシング。2位から首位浮上のマービン・ムスキャン(KTM)へのパッシング共に「トマック感」凝縮された圧巻パッシング2連発。エンジョイ!

 

@ s u p e r c r o s s l i v e

 

「好調時」トマックの1ミリも迷いを感じさせない爆裂感!

 

スタート直後6番手からの追い上げ勝利。予選から熾烈なバトルを繰り広げたクーパー・ウェブ(KTM)等をパスし、2周めには早々と3位浮上。4周目にサバッチー、6周目にムスキャンをパスし首位浮上後は独走で優勝。

 

以下はサバッチーへの「迷いゼロ」パッシング連続写真等でパッシング考察をお届け。

 

 

2番手浮上時、サバッチーへのパッシング。リズムセクション後の180度コーナーという通常のスーパークロスであれば定番ともいえるパッシングポイントなのですが、このセクションに限ってはリズムセクションのジャンプ形状もあり、アウト側ジャンプが低くスピードに乗ったジャンプが可能でベストラインということもあり、大会通してイン側からのパッシングが極端に少なかったのです。

 

その見た目以上に難易度高いリズムセクションで、ジャンプ低くスピード維持した飛び込みに成功したトマックの仕掛けにサバッチーは驚き、大きくバランスを崩します。上記コンディションもあり、サバッチーの油断というよりもトマックの「キレ感」が圧倒的に勝った瞬間なのです。

 

 

首位浮上時のムスキャンへのパッシング。フープスを比較的苦手とするムスキャン相手ということもあるのですが、こちらもトマックらしいフープス進入時「初速」の異次元感!

 

フープス進入時、マシン2台分程の差がありながらも一気に横並び。次のコーナー手前のジャンプでムスキャンのラインを封じるライン取りを確保し、事実上そこで勝負アリの瞬間でした。

 

スーパークロス、アウトドア問わず、好調時トマックの「爆裂感」。規格外ともいえるこのライディングがシーズン通して出来れば、複数回のAMAスーパークロスタイトルを獲得しているはずなのですが… ある意味そこもトマックの魅力なのでしょうか?

 

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