モトゴシップ|因縁対決第3ラウンド結末「クーパー・ウェブ VS. ケン・ロクスン」@ 2019 アナハイム2SX

sr141230banner

 

女性問題に端を発した、昨年のケン・ロクスンとクーパー・ウェブの因縁対決構図。新シーズンを迎えた2019年もまだまだ火種はくすぶっていたようで… その両者による直接対決首位バトルが、2019 AMAスーパークロス 第3戦 アナハイム2で繰り広げられました!

 

モトゴシップ 2018 ベスト|女性関係?「因縁勃発」ケン・ロクスン VS. クーパー・ウェブ

両者の間に何が…? という方は、上記リンク先を「必ずチェック」していただいた上で以下にお進み下さい。

 

決勝3レース制トリプルクラウン大会として開催された、アナハイム2SX。そのメインレース1のラストラップで首位バトルに進展が。ロクスンのミスをつき、ウェブが首位浮上。そのままチェッカー受けた瞬間に「事件」発生… エンジョイ!

 

@ s u p e r c r o s s l i v e

 

パッシングやバトル内容は置いといて… よーく観ると分かりますかね? 手の指でけん銃打つハンドサインからの「バキュン」… ジェスチャーで、ロクスンを挑発?

 

この手のジェスチャー、映画や海外ドラマよく観ていれば時代問わず様々なシーンで目にすることありますよね。軽い意味としてのチェックメイト的な意味もあれば、「けん銃」ということで実際の事例で処分対象にもなったニュースもあります。スラングやジェスチャーは時代背景も表す場合もあり、その時々で意味が異なることも。ただ、今回のケースは…、まぁ、そのままでしょう。

 

昨年の両者の対決構図に関して、レース後のウェブのコメントでは解決済みであることを主張。古くからのレースファンであれば、初めて見るような光景ではありません。ただ、上記映像観れば観るほど、コメントを額面通りに受け取ることは厳しいですかね。

 

 

当然、この「バキュン」にもコメントが求められ、ウェブは親指立てる「サムズアップ」的なものだと釈明。改めて上記別アングル写真で観てみると、こちらもコメントを額面通りに受け取ることは… できないでしょ、普通(笑)

 

アマチュア時代からウェブの活躍はチェックしてきましたし、プロデビュー後も魅力や資質でもあるのですが「向こう気の強さ」が、ウェブ最大の持ち味のひとつ。80年代や90年代前半までの、ギラギラして火花散るバトルやヒヤヒヤするような対決構図が随所で見られた古き良き時代? のAMAトップライダーを思い起こさせます。

 

ゾクゾクするような鋭い目つきや勝利への貪欲な姿勢は、同郷ノースカロライナ州のレジェンド、デーモン・ブラッドショーに例えられることも。

 

 

個人的には女性問題が原因であろうとなんであろうとも、純粋なライバル関係の枠に収まりきらない、因縁や遺恨というワードが当てはまるようなライバル関係も大歓迎。全く異なるジャンルですが、ヒップホップの世界ではラップの中でビーフ合戦も今やヒップホップカルチャーの重要な要素のひとつとして広く一般層にまで認識されています。同じ文脈で語る内容でないのは重々承知していますが、格闘技もゴングまでの情報合戦も試合同様にファンを楽しませてくれますからね。まさに当コンテンツ「モトゴシップ」が目指すところでもあります。

 

昨年のようなお互い接触転倒からの負傷という結果はレースファンとして受け入れ難いですが、ギラギラした人間性が垣間見れるのもレースの魅力ではないでしょうか? ジェームズ・スチュワートとチャド・リードのようなAMA史に残るライバル関係として、切磋琢磨しライダーとしてのポテンシャルを限界にまで引き上げ、今後のAMAスーパークロスをますます盛り上げていただきたい。

 

450参戦3年目で遂に初優勝果たしたウェブ。これから250時代のように勝星を増やしていけるのでしょうか? 一方のロクスンですが、プライベートで問題を抱えての参戦だったとのこと(詳細は後日ニューモトブログで)。

 

さぁ、改めて以下リンク先から、2019 アナハイム2SXレース「名勝負」ビデオを振返りましょう!

 

モトゴシップ|因縁バトル第2ラウンド「ケン・ロクスン VS. クーパー・ウェブ」
450SX決勝フルビデオ|2019 AMAスーパークロス 第3戦 アナハイム2
Simon Cudby


You may also like...