AMAモトクロス事件簿|首位攻防衝撃瞬間「フォークナー VS. プレシンジャー」接触転倒

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2018 AMAモトクロス 第7戦 レッドバッド 250MX モト1 で繰り広げられた首位を走るオースティン・フォークナー(カワサキ)と2位アーロン・プレシンジャー(ヤマハ)による激しい首位攻防バトル、まさかの結末をシェア!

 

AMAモトクロス事件簿|首位攻防衝撃瞬間「フォークナー VS. マーティン」接触転倒
ちょうど1週間前にも似たようなケースのフォークナー転倒の瞬間をシェアしたばかりですが、まさかの2週連続となるトップ走行時の「事件」がフォークナーを襲います。レース終盤突入時、トップ走行プレシンジャーをこのレースのベストラップ記録したフォークナーが勢いそのままに首位浮上した直後に事件発生…

 

@ p r o m o t o c r o s s

 

「コレは…」

 

衝撃的すぎる両者の接触&フォークナーの転倒シーンを連続写真でもチェック。

 

 

この転倒直後から、ネット上ではプレシンジャーのアグレッシブなパッシングを非難するようなコメントや見解が相次ぎますが、時間経過と落ち着きを取り戻すとともに異なる意見も多く見られるように。

 

フォークナーの「アウトラインを選択してしまった件」…

 

この接触の2コーナー手前でプレシンジャーをパスして首位浮上したばかりのフォークナー。当然、直後にプレシンジャーの存在を意識していたはずですが、大外ラインへ。プレシンジャーの立場からすると当然ここはイン側ラインを選択。バトル中のセオリー通りの行動。「イン側ガラ空きだったから仕掛けただけ」とは、プレシンジャーの弁。

 

コーナー進入時のギャップでマシンが跳ねられたような挙動が見受けられますが… いずれにせよアウトライン選択は間違いと言わざるを得ない状況。更にプレシンジャーのライン取りを警戒する注意力欠如もこの大転倒を招いた要因と見受けられます。より厳しいライン取りとなるスーパークロスでも活躍してきたフォークナーらしからぬ「スキ」が招いてしまった接触転倒でしょう。

 

モト1、モト2でベストラップを記録し、持ち前のスピードを発揮しながらも結果につながらない現在のフォークナー。不運も確かにあるのですが、シリーズ通してタイトル争いするには、いかなる状況でもクレバーな判断力とそれを可能とする経験値の積み重ねが必要なのかもしれません。

 

線が細い印象は否めないものの、キレ感あるライディングがレースファンを魅了するフォークナー。頑張って欲しい!!

 

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