MXGPベストバトル|レッドブルKTMチームメイト激烈バトル「砂神ハーリングス VS. 王者カイローリ」
2018 FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ MXGP 第7戦 ラトビアGPのMXGPクラスで繰り広げられた、レッドブルKTMチームメイトにして最大のライバル同士である、王者アントニオ・カイローリとサンド世界最速ジェフリー・ハーリングスによる激烈バトルをMXGP公式独自編集ビデオをシェア。
レース1、レース2共に王者カイローリがレースをリードし、後方からハーリングスが襲いかかるという展開。世界最高峰激烈バトルではあるのですが、ここはサンド世界最速の称号を誇る、ハーリングスの爆発的スピード&ライディングに大注目です。
エンジョイ!
「砂神ってる…」
誤解を恐れず言うならば… ハーリングスだけが、別クラスや異なる排気量でのレースなのではないか? と、思ってしまうほどのスピードとライディング。その迫力に引き込まれてしまうこと必至なビデオ!
ライブ中継時、フルレース観戦していたのですが、サンドコースということで刻々と変わるコンディションでもリズムセクション等で誰よりもスムースに最小限のマシン挙動で駆け抜けていっていたのがハーリングス。両レースともにベストラップも記録という納得のパフォーマンスで王者カイローリを圧倒。
一方、カイローリは昨シーズンまでであれば、高確率で勝利を手にすることが可能なレース展開ではあるのですが、最高峰MXGPクラス参戦2年目の絶好調ハーリングスのスピードの前に為す術なしというのが、ここまでの状況。
しかし、破れはするものの他のライバル達に対して確実にアドバンテージを保つV9王者ならではのスピードと安定度は健在。その安定度は長いシーズンを戦い抜く上で、ハーリングスにプレッシャーを与え続けるには充分なもの。
第7戦終了時点、29点差でハーリングスがポイントリーダーの座をキープ。
シリーズはまだまだ前半戦、スピードに勝るハーリングス? 抜群の安定度のカイローリ? 今季MXGPクラスからまだまだ目が離せません!
レースビデオ&リザルト|2018 FIMモトクロス世界選手権 MXGP 第7戦 ラトビアGP
Ray Archer