450SX決勝フルビデオ(リザルト雑感)|2018 AMAスーパークロス 第6戦 サンディエゴ
2018 AMAスーパークロス 第5戦 オークランド。プレミアクラスとなる450SXクラスの決勝フルビデオ、リザルト雑感&最新ポイントランキングをシェア。
開幕から続いたアメリカ西部連戦もひとまずこのサンディエゴで終了。東部での連戦へと移る前に非常に重要となる一戦に。ハードパックとミディアム路面が混在したコースコンディションは複数のラインチョイスを生み出すこととなり、今大会も各ポジションで見応えあるバトルが繰り広げられました。
前戦、オークランドSXに引き続き熾烈なバトルと波乱の展開の連続に… エンジョイ!
【450SX 決勝リザルト】
1. Jason Anderson (HUS), 24 laps – 波乱のスタートをギリギリのところで切り抜け2番手からレーススタート。一時は2秒ほどのリードをシーリーに許しますが、レース後半にシーリーの背後に迫りそのままの勢いで首位浮上。終盤にムスキャンに接近を許す場面もありましたが今季3勝目のフィニッシュへ。スピード、フィジカル、運と全ての面でライバル達に対して強みを印象付ける勝利。注意深いラインチョイスとコンスタントなレースを心掛けていたとリリースでコメント。
2. Marvin Musquin (KTM), +03.944 – 開幕戦優勝以来の表彰台。メインレース前のセッティング変更が功を奏したとコメント。第2戦での肩の負傷は徐々に回復し通常通りのライディングトレーニングを開始もウエイトトレーニングが出来る状態ではないとのこと。レース終盤の猛追は今後の巻返しに期待が持てるものでした。レース後の記者会見ではトレーニングパートナーのアンダーソンとの確執を認めるコメントもありました…
3. Blake Baggett (KTM), +10.170 – シーズンオフに好調が伝えられていたバゲットが2戦連続の3位表彰台。シーリーとのブロックパスの応酬で大幅なタイムロスとなりましたがムスキャンを追走し続けていたライディングからは今後の更なる活躍が期待できるものでした。スタートがキーとなるでしょう。
4. Cole Seely (HON), +12.920 – 2戦連続のトップ快走にベストラップ記録もレース終盤にペースを落とし表彰台も逃す結果に。レース進行とともに荒れたコースコンディションに対応出来なかったとのコメントもありましたが、首位を明け渡した後も順位を落とし続けるレース内容は残念。
5. Broc Tickle (KTM), +25.528 – 今季最上位も上位陣からは大きく離されての5位。リリース内のコメントでは取り組みが噛み合ってきたとあり今後の活躍も期待出来そうです。
6. Justin Brayton (HON), +29.009 – 好調を維持
7. Weston Peick (SUZ), +37.594 – スタート1コーナーでのマルチクラッシュからの追い上げ。7位は上出来すぎる結果。
8. Justin Barcia (YAM), +51.922 – 表彰台圏内からのペースダウンが中継内でも話題となっていましたが、リヤブレーキトラブルとコメント。
9. Dean Wilson (HUS), +53.100
10. Vince Friese (HON), +1 lap
11. Josh Grant (KAW), +1 lap – スタート1コーナーでのマルチクラッシュ時にチームメイトのトマックと絡む不運。
12. Benny Bloss (KTM), +1 lap
13. Chad Reed (HUS), +1 lap
14. Tyler Bowers (KAW), +1 lap – 前戦、オークランドSXでの大クラッシュから強行出場し今季最上位タイのリザルト残すタフネスぶりに脱帽。
15. Ben Lamay (HON), +1 lap
16. Adam Enticknap (HON), +2 laps
17. Malcolm Stewart (SUZ), +2 laps
18. Kyle Cunningham (SUZ), +2 laps
19. Cooper Webb (YAM), +7 laps – ヒートレース勝利でシーズンオフの負傷からの調整不足を解消、好調をアピールできるチャンスでしたがロクスンとの接触も含めて不運が重なる結果に。
20. Dakota Tedder (KTM), +10 laps
21. Ken Roczen (HON), +22 laps – スタート直後のマルチクラッシュは仕方ないとしてもウェブとの接触転倒はいただけません。手の負傷は手術予定。残念ながらタイトル争い脱落…
DNF Eli Tomac (KAW) – スタート直後のマルチクラッシュでグリップ破損でリタイア。逆転タイトル獲得の可能性はゼロに… 今回の転倒は不運でしたが安定しないリザルトを今後改善していくことは出来るのでしょうか?
【450SX ポイントランキング(6 of 17 Rd.)】
1. Jason Anderson (HUS), 141 Points(3勝) – 第6戦終了時で1戦分以上のポイントとなる28点差リードを築き上げることに成功
2. Justin Barcia (YAM), 113 – 28点差ビハインド
3. Cole Seely (HON), 106
4. Ken Roczen (HON), 102
5. Blake Baggett (KTM), 99
6. Justin Brayton (HON), 99
7. Weston Peick (SUZ), 98
8. Marvin Musquin (KTM), 96(1勝)- アンダーソンから45点差ビハインド
9. Joshua Grant (KAW), 83
10. Broc Tickle (KTM), 82
11. Cooper Webb (YAM), 72
12. Eli Tomac (KAW), 64(2勝)- アンダーソンから77点差…
13. Vince Friese (HON), 56
14. Chad Reed (HUS), 47
15. Malcolm Stewart (SUZ), 41
16. Dean Wilson (HUS), 39
17. Jeremy Martin (HON), 36
18. Tyler Bowers (KAW), 35
19. Kyle Cunningham (SUZ), 30
20. Ben Lamay (HON), 27
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