MXGP王者 VS AMA王者!「ハーリングス VS ウェブ」バトルハイライトビデオ 3選

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2016 FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ Rd.17 アメリカズGPで実現した「MXGP vs AMA」の対決構図! トマック VS ガイザー、バーシア VS フェーブル等、見どころは沢山ありますが、多くの欧米メディアやレースファンの間で最も注目されていたと思われるのが、MX2クラス最強最速のジェフリー・ハーリングス(KTM)とAMAモトクロス250クラス王者のクーパー・ウェブ(ヤマハ)との直接対決です。

 

アメリカズGPのレース1、レース2の両レースで二人のバトルが実現。各レースでバトルの状況は異なりますが世界が待ち望んだ瞬間、下記にバトルハイライトビデオまとめました。エンジョイ!

 

レース1、ホールショットからトップ快走のAMA大型新人オースティン・フォークナー(カワサキ)を追うウェブにレース序盤でまずハーリングスが仕掛けますが、ミス。バランスを崩しますが積極的にクロスラインで仕掛けていこうとするハーリングスの意気込みを感じます。

 

 

レース1、中盤の10周目に動きが。トップを死守していいたフォークナーの転倒により、ウェブがタイムロス。アウト側のラインからハーリングスが一気に仕掛け、そのままスピードに乗ってトップ浮上!

 

ハーリングスはこの10周目にこのレースでのベストラップを記録し、一気にスパート。リズムが乱れたウェブに対してリードを築きます。ウェブはレース後のコメントで、「再びペースアップしたものの仕掛けられる距離まで近づけなかった」とコメント。さらに、ハーリングスの巧みなレース運びから学べることがあったともコメントし、リスペクトを表明。

 

ハーリングスはこのレース1での勝利で見事、MX2タイトルを決定させました。

 

 

レース2、スタート直後の接触で最後尾付近からの追い上げとなったウェブが地元ノースカロライナ州の大観衆の声援を背に、今度はハーリングスの背後まで迫ります。このレースでもトップ快走のフォークナーとの距離をなかなか詰められないハーリングスをウェブ持ち味のアグレッシブなライディングで攻め立てます。

 

ハーリングスをパスしたレース終盤に更にペースアップ。レース1でのハーリングスから学んだとの言葉通りに、ラップタイムで約1〜1.5秒のアドバンテージを保ちながらベストラップ更新!この後、フォークナーまで立て続けにパスし、優勝。総合優勝もウェブの頭上に。勝負強さだけでなく、レース展開の中で学んだ適応力も証明しての勝利は素晴らしい!

 

ウェブはこのレースが250ccキャリア最後のレースに。「ハーリングス(22歳) VS ウェブ(20歳)」という対決構図だけをみると、一勝一敗という結果となりました。

 

ウェブはMXGP 最終戦のUSA GP(グレンヘレン)には出場しないので、両者の次の対決は9月末の国別対抗戦モトクロス・オブ・ネイションズ(イタリア)ということに(マシンは450cc)。

 

 

 


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