ハイライトビデオ&リザルト:2016 FIMモトクロス世界選手権 MXGP Rd.17 アメリカズGP

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【レースアクションビデオ、雑感追加】

 

2戦連続して、Rd.17 アメリカズGP(シャーロット)、最終戦Rd.18 USA GP(グレンヘレン)と、FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズがアメリカ上陸! シャーロット・スピードウェイ特設コースで開催された 2016 FIMモトクロス世界選手権 MXGP Rd.17 アメリカズGPの決勝ハイライトビデオをシェア。

 

MXGPが今後推し進めていきたい、アクセスと集客しやすさを最優先とした、既存のロードサーキットやスタジアムを利用する特設コースでの新しいレース開催スタイル。前戦、オランダGP開催のアッセンも同様のコンセプトとなります。

 

世界のレースファン待望の「MXGP vs. AMA」の対決構図が実現。ナイター開催も楽しみ。エンジョイ!

 

 

 

MXGP Best Moments MXGP of Americas 2016

 

 

【MXGP 総合結果】
1. Eli Tomac (AMA) 1-1 Kaw
2. Tim Gajser 4-2 Hon
3. Jeremy Van Horebeek 3-5 Yam
4. Glenn Coldenhoff 6-3 KTM
5. Clement Desalle 5-7 Kaw
6. Evgeny Bobryshev 11-4 Hon
7. Romain Febvre 9-7 Yam
8. Jordi Tixier 7-8 Kaw
9. Max Nagl 10-9 Hus
10. Justin Barcia (AMA) 2-32 Yam
18. 山本 鯨 20-18 Hon

 

 

【MXGP ポイントランキング 17 of 18 Races】
1. Tim Gajser 693
2. Antonio Cairoli 603
3. Maximilian Nagl 565
4. Romain Febvre 549
5. Evgeny Bobryshev 522
6. Jeremy Van Horebeek 513
7. Glenn Coldenhoff 387
8. Clement Desalle 372
9. Valentin Guillod 335
10. Shaun Simpson 322
28. 山本 鯨 37

 

MXGP アメリカラウンド2連戦、まず最初のアメリカズGPはプラクティス時から好調を見せつけた、AMAスポット参戦組のイーライ・トマック(カワサキ)の完全優勝! そして、レース1でティム・ガイザー(ホンダ)が昨年のMX2クラスのタイトルに引き続き、MXGPクラス参戦初年度でのタイトルを決定!

 

転倒ありながらもトマック独走優勝のレース1に続いて、レース2ではトップ快走のガイザーに対して、ややスタート出遅れたトマックがそれを追うというこれ以上ない展開でしたがガイザー転倒により、トマックが首位に立ちそのまま優勝。トマックはトップ浮上時にこのレースでのベストラップを叩き出し、新王者ガイザーを寄せ付けないスピードを披露。レース後には照明の明るさが充分でなく「ミスに注意して走った」とコメント。V8王者アントニオ・カイローリ(KTM)は体調不良、レース1で2位のジャスティン・バーシア(ヤマハ)は手首を痛めリタイアとの説も。GP勢は多くのライダーが時差ボケにも苦しめられていたとのこと。

 

日本人唯一のGPライダー、山本鯨選手はシリーズ中盤のスペインGPでの負傷以来となる両レースでポイント獲得しています。

 

 

MX2 Best Moments MXGP of Americas 2016

 

 

【MX2 総合結果】
1. Cooper Webb (AMA) 2-1 Yam
2. Jeffrey Herlings 3-3 KTM
3. Austin Forkner (AMA) 3-2 Kaw
4. Thomas Covington 4-4 Hus
5. Calvin Vlaaderen 5-8 KTM
6. Jeremy Seewer 10-5 Suz
7. Mitchell Harrison (AMA) 9-7 Yam
8. Max Anstie 6-10 Hus
9. Benoit Paturel 11-6 Yam
10. Brian Bogers 8-11 KTM

 

 

【MX2 ポイントランキング 17 of 18 Races】
1. Jeffrey Herlings 689pts KTM
2. Jeremy Seewer 595pts Suz
3. Benoit Paturel 485pts Yam
4. Max Anstie 473pts Hus
5. Pauls Jonass 403pts KTM
6. Dylan Ferrandis 378pts Kaw
7. Brian Bogers 372pts KTM
8. Samuele Bernardini 349pts TM
9. Peter Petrov 351pts Kaw
10. Aleksandr Tonkov 320pts Yam

 

 

MXGPクラス以上に「ハーリングス VS ウェブ」「フォークナー VS プラド」等、「MXGP vs. AMA」の対決構図に注目があつまったMX2クラス。レース1から早速、AMAスポット参戦組のオースティン・フォークナー(カワサキ)とクーパー・ウェブ(ヤマハ)相手にジェフリー・ヘーリングス(KTM)が加わる三つ巴のバトルが展開。フォークナーの転倒の影響受けたウェブを一気にパスしたハーリングスはレース終盤でウェブを引き離して3年ぶり3度目のMXタイトルを優勝で確定させました。

 

レース2では、スタート直後に他車との接触によりほぼ最後尾からのレースとなったウェブが地元ノースカロライナの大声援を背に激しい追い上げをみせ、レース終盤にはこのレースでのベストラップを連続して記録しながら2位ハーリングスパスし、首位フォークナーも攻略し、大逆転優勝! ウェブはMXGP最終戦には出場せずに今回のレースが、250最後のレースに(今後はネイションズに向けた450のテスト予定)。地元ノースカロライナで総合優勝獲得という大活躍をみせました。

 

GPフル参戦のアメリカ人ライダー、トーマス・コビントン(ハスクバーナ)も前戦、オランダGPでの今季初優勝の勢いそのままに総合4位の活躍。レース1、スタート直後にトップ浮上しながらも直後に転倒したアダム・シアンサルーロ(カワサキ)は古傷の肩を再び負傷…肩へのダメージではなく脳震盪、全身強打で大事を取ってのリタイアとのこと。フォークナー総合3位の表彰台。フォークナーと同じくルーキーのAMA組ハリソンも総合7位の活躍。

 

 

 


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