【TV中継完全版&リザルト雑感】2016AMAスーパークロスRd. 15 フォックスボロ
2016AMAスーパークロスRd.15 フォックスボロ のTV中継完全版ビデオ&リザルト雑感です。レース事前情報から特集コーナー、インタビュー 等、関連情報満載の約2時間に。エンジョイ!
今回のラウンド、セントルイスSXに引き続き、レース放映権を持つ「FOXチャンネル」が通常放映しているスポーツチャンネル「FOXスポーツ」ではなく、メインの「FOXチャンネル」でライブ中継を行うということで、日中の開催。中継内でも関連トピックが多く紹介され、いつもと違った雰囲気に。レース中は天候に恵まれたもののファーストプラクティスまでは雨が降り、コースはワダチが多く、難しいコンディションでのレースとなりました。
【450SX リザルト】
1. Ken Roczen (SUZ) – 3戦連続2位から遂にダンジー攻略、今季4勝目!開幕から悩まされてきたフロントまわりの仕様が試行錯誤の末、ここにきて決まってきたようで(ノーマルクランプ使用等)「この仕様で開幕からやり直したい…」との本音も。中継見ていても好調時のロクスンらしい伸びやかなライディングは素晴らしかったです。ベストラップ記録。
2. Eli Tomac (KAW) – プラクティス時には電装系と見られるマシントラブル発生も久々にトマックらしいアグレッシブなレーススタイルが見れました。インターバル時にマシンの仕様を大幅に変更したとのことでAMAモトクロス開幕に向けて弾みをつける為にも残り2戦も攻めの姿勢は変わらずとのこと。
3. Ryan Dungey (KTM) – ズルズルと順位を下げるらしくない精彩を欠いたレース。タイトル獲得の可能性も高くKTM関係者が多く会場に駆けつけていたようですが次戦へ持ち越し。コースコンディションに苦労したとのコメントありましたが、連続表彰台記録は更新。ここがダンジーの凄いところなのです!
4. Jason Anderson (HUS) – ダンジーをパスして3位走行も終盤にペースを落とし、KTMとハスクバーナからのチームオーダー?トレーニングパートナーのダンジーの連続表彰台記録の為に「譲った」のか?説もありましたが本人は否定。コース上の石やワダチの影響でフロントブレーキ破損が理由とのこと。表彰台は逃すもアグレッシブなライディングは引き続き好調さを感じさせます。
5. Trey Canard (HON) – 好調とのことも表彰台に届かないレースが続きます。
6. Justin Bogle (HON) – まずまずのスタートから順位をキープ。ルーキーが調子を上げています。
7. Cole Seely (HON)
8. Weston Peick (YAM)
9. Chad Reed (YAM)
10. Marvin Musquin (KTM)
11. Joshua Grant (KAW)
12. Justin Brayton (KTM)
13. Mike Alessi (HON)
14. Broc Tickle (SUZ)
15. Nicholas Wey (KAW)
16. Vince Friese (HON)
17. Cade Clason (HON)
18. Aj Catanzaro (KAW)
19. Justin Barcia (YAM) – ワイマート乱闘?揉め事を起こしたようです… しっかりレースして欲しい…
20. Alex Ray (HON)
21. Nicholas Schmidt (SUZ)
22. Jacob Weimer (SUZ)
【450SX ポイントランキング(After 15 of 17 races)】
1. Ryan Dungey (KTM) – 348 – 43点差、今週末のイーストラザフォードSXでタイトル決定でしょう。
2. Ken Roczen (SUZ) – 305
3. Jason Anderson (HUS) – 278
4. Eli Tomac (KAW) – 248
5. Chad Reed (YAM) – 220
6. Marvin Musquin (KTM) – 199
7. Cole Seely (HON) – 187
8. Trey Canard (HON) – 170
9. Justin Brayton (KTM) – 170
10. Weston Peick (YAM) – 115
【250SXイースト リザルト】
1. Martin Davalos (HUS) – 開幕戦以来の今季2勝目!荒れた難易度高いコースを確実に追い上げトップ浮上。終盤にはマーティンからも逃げ切るという気の抜けないレース展開を制し、価値ある一勝。エクアドル国籍のダバロス、ビザの問題を避けるためにトロントSXをキャンセルした経緯もあり、タイトル争いからは離脱もタイトル争いの行方を左右する存在として改めて注目かもしれません。
2. Jeremy Martin (YAM) – わずかに残されたタイトルへの望みのためにも絶対に勝ちたかったレース。ダバロスを完全にとらえましたがパスに至らず、周遅れの影響もありラスト3ラップでは逆にダバロスにリードを許す悔しい結果に。ベストラップ記録。
3. Malcolm Stewart (HON) – コースが荒れていくと順位を落とす展開が目立ちますが、オープニングラップからトップ快走のアドバンテージを活かし、表彰台をキープ。ポイントリードも広げることに成功。難しいコンディションで身体が固くなったとのこと。
4. Shane McElrath (KTM) – 優勝、表彰台の可能性もありましたが、序盤の攻防で思うように順位を上げられず。「勝負所ってホント大事だな〜」と感じる代表的な悔しい内容に。
5. Aaron Plessinger (YAM) – マディや荒れたワダチの多いコースを得意と公言するプレスィンジャーでしたが、思うように追い上げ決まらず。
6. Tyler Bowers (KAW) – ヒート勝利と好調もメインでは終盤にペースを落とす展開が続きます。
7. Gannon Audette (KAW) – プロサ代役ライダー、荒れたレースを確実に走りきり結果を残しています。
8. Rj Hampshire (HON)
9. Anthony Rodriguez (KAW)
10. Luke Renzland (YAM)
11. Justin Starling (KAW)
12. Henry Miller (HON)
13. Dakota Alix (KTM)
14. Paul Coates (HON)
15. Daniel Herrlein (HON)
16. Vann Martin (HON)
17. Jimmy Albertson (SUZ)
18. Jacob Williamson (KAW)
19. Alexander Frye (KTM)
20. Tyler Bereman (KAW)
21. Cody Church (KAW)
22. Darryn Durham (YAM)
【250SXイースト ポイントランキング (After 7 of 9 races)】
1. Malcolm Stewart (HON) – 135 – 1点差から5点差のリードへ。
2. Aaron Plessinger (YAM) – 130
3. Jeremy Martin (YAM) – 121 – 今回勝利を逃したことでタイトルへの最後の望みは途絶えたと見ていいでしょう…
4. Martin Davalos (HUS) – 108
5. Tyler Bowers (KAW) – 93
6. Shane McElrath (KTM) – 91
7. Gannon Audette (KAW) – 91
8. Rj Hampshire (HON) – 90
9. Anthony Rodriguez (KAW) – 70
10. Justin Hill (KTM) – 63
シリーズは残り2戦! 次戦、Rd.16 イーストラザフォードSX は4月30日開催です。