【現地ライブTV中継完全版&リザルト雑感】2016AMAスーパークロスRd. 2 サンディエゴ

sr141230banner

sr160120sx

2016AMAスーパークロスRd.2 サンディエゴの現地ライブTV中継完全版ビデオ&リザルト雑感です。レース事前情報から、特集コーナー、インタビュー 等、関連情報満載の現地ライブTV中継完全版の約2時間、予選レースのフォーマット変更もあり、全レース白熱の展開に。エンジョイ!

 

450SXでスチュワートの欠場、250SXではネルソンの欠場と残念なニュースもありましたが、昨年から新会場となったサンディエゴSX、見応えのあるレースに。野球場でのレイアウトの特徴、90度コーナーが多いことと難易度低めのコースの為、各クラスで上位陣にラップタイム差がつきにくいことと、アグレッシブなパッシングシーンが目についた一戦でした。今シーズン、予選レースのフォーマットが変更となったことと、上位陣実力伯仲のシーズンということもあり、決勝進出ラインギリギリのポジション争いの緊張感が今まで以上に楽しめています。

 

*2016シーズン、予選レースフォーマットの変更が行われています。

  • ヒートレース2組(4名×2、メイン進出)
  • セミ2組(5名×2、メイン進出)
  • LCQ(4名メイン進出)

以前にも採用されていたフォーマットなので馴染みある方も多いかと。このフォーマットによりヒートレースから積極的なバトルが期待出来ることと、最大三回のメイン進出のチャンスということに。

 

【450SXメインレース】

1. Ryan Dungey (KTM) – まずまずのスタートから積極的に仕掛け2周めにはトップ浮上。リードを思うように離せない展開もスキのないライディングで今季初優勝&ランキング首位浮上。ベストラップもダンジーでした。スロースターターと称されるダンジーですが、2戦目で完璧な勝利。このまま勝ち星量産体制に入れるか?

2. Chad Reed (YAM) – 相性の良いサンディエゴで終始ダンジーを1〜2秒前後で追いかける展開。見方によってはダンジー相手に勝負できる距離まで詰められなかったと見ることも出来ますが、ベテランのリードが前を走るとレースが盛り上がる法則、今シーズンも健在です! 今季のSX、サンディエゴでもう一戦行われます。

3. Cole Seely (HON)フィジカル万全でないシーリー、終盤にアンダーソンの猛攻で3位のポジションを失いますが、アンダーソンのペナルティによりレース後、順位が4位から3位へ。開幕からの好調引き続きもアンダーソンとの相性の悪さは中継内でも話題に…

4. Eli Tomac (KAW) – 開幕前のトマック最速の噂が大きかっただけにインパクト弱い印象あるかもしれませんが、二戦連続の4位というリザルトは両肩の手術からの復帰、そして開幕直後に取りこぼしが多いこれまでのトマックと比較すると上出来という見方も出来ます。本人のコメントによると、スタートに課題があるとしながらも現時点では満足しているシーズンスタートとのこと。

5. Jason Anderson (HUS) – ヒートレースではバーシア、メインではシーリー相手にアグレッシブなライディングでアンダーソンらしいアグレッシブなライディングを見せてくれましたが、まさかの赤十字フラッグ無視のペナルティ。コメントによるとライディングは引き続き好調なので気持ちを切り替えて次戦に挑むとのこと。スタート直後、10番手以降からの追い上げスピードは開幕戦の優勝がまぐれでないことを証明しているでしょう。

6. Ken Roczen (SUZ) – レース序盤で3位浮上直後にコースアウト… らしくない展開が開幕戦から続きます。スタートに課題ありとのことで改善に務めるそうです。

7. Trey Canard (HON) – スタート後方からの追い上げ。二戦連続の7位… 不満の残る内容とのコメントあるとおり、歯車噛み合えば優勝期待出来るスピードはあるので期待したいです。

8. Jacob Weimer (KAW) – 負傷明けのプライベーターが8位! 次戦以降の活躍が重要となってくるでしょう。

9. Marvin Musquin (KTM)
10. Justin Brayton (KTM)

11. Justin Barcia (YAM)シリーズ離脱へ…

12. David Millsaps (KTM)
13. Christophe Pourcel (HUS)
14. Broc Tickle (SUZ)

15. Dean Wilson (KTM) – 450フル参戦となって初のヒートレース勝利。ポテンシャルの高さを見せてくれましたが、メインではスタート失敗で後方に沈む内容に。今年結果を残さないとマズい一人…

16. William Hahn (KAW)
17. Vince Friese (HON)
18. Mike Alessi (HON)
19. Thomas Hahn (YAM)
20. Nicholas Schmidt (SUZ)
21. Phillip Nicoletti (YAM)

22. Justin Bogle (HON) – 開幕戦に引き続きセミ勝利で450ルーキーの活躍を期待させましたが転倒リタイア…

 

【450SX ポイントランキング(2/17)】

  1. Ryan Dungey (47/1 win)
  2. Jason Anderson (41/1win)
  3. Cole Seely (38)
  4. Chad Reed (37)
  5. Eli Tomac (34)
  6. Ken Roczen (31)
  7. Trey Canard (28)
  8. Jake Weimer (22)
  9. Justin Brayton (22)
  10. Davi Millsaps (22)

 

【250SXウエストメインレース】

1. Cooper Webb (YAM) – ヒートレースからスタート失敗が目に付きますがとにかく強い! 追い上げからのパッシングも全盛期のビロポートを思わせる迷いゼロの飛び込みでライバルたちを圧倒。ラインが限られるコースながら自由自在なライン取りでのバトルは順位やラップタイムの数字以上にウェブの別格さを際立たせていました。ライバルのネルソン負傷欠場もあり、課題は自らのミスやスタートだけでしょう。

2. Joey Savatgy (KAW) – SXキャリア最上位も悔しさをにじませる表彰台の姿。レース序盤でのスピードに課題ありとコメント。

3. Jordon Smith (HON) – 二年目のガイコホンダライダー。ホールショットから序盤トップ快走しキャリア最上位、初の表彰台へ。中盤以降、身体が固くなってしまったとのこと。ミスや転倒の多いライダーですが安定感が出てくれば今後も表彰台に乗る姿が見れるはず。

4. Christian Craig (HON) – ミスも多く身体が硬かったと振り返りながらもキャリア最上位。引退から復帰後にキャリア最上位記録はレアケース。引き続き表彰台を期待したい一人。

5. Colt Nichols (YAM) – 昨年のモトスポーツ・クロスランド・ホンダからロックリバー・ヤマハに移籍し、キャリア最上位。カナード、ボーグルらと同郷オクラホマ期待の若手。

6. Zach Osborne (HUS) – ウェブ相手に勝利への執念を感じさせるライディングでしたが、終盤の転倒自滅は残念。

7. Kyle Peters (HON)

8. James Decotis (HON) – しぶとく追い上げ。序盤の2位走行時の転倒無ければ… 今季ガイコホンダ勢(デコティス、クレイグ、スミス)の上位でのコンスタントなリザルトが光ります。

9. Kyle Cunningham (SUZ)
10. Chris Alldredge (KAW)
11. Alex Martin (YAM)
12. Cole Thompson (KTM)
13. Michael Leib (YAM)
14. Trevor Reis (YAM)
15. Mitchell Oldenburg (KTM)
16. Cole Martinez (YAM)
17. Chris Howell (HUS)

18. Zachary Commans (KTM) – デビュー戦でメイン進出。

19. Scott Champion (YAM)
20. Bracken Hall (HON)
21. Hayden Mellross (YAM)
22. Mitchell Harrison (YAM)

 

【250SXウエスト ポイントランキング(2/8)】

  1. Cooper Webb (50/2 wins)
  2. Jordon Smith (36)
  3. Joey Savatgy (35)
  4. Zach Osborne (35)
  5. Jimmy DeCotis (31)
  6. Colt Nichols (30)
  7. Kyle Peters (25)
  8. Alex Martin (25)
  9. Jessy Nelson (22)
  10. Christian Craig (22)

You may also like...