ヤバすぎるスキル|クーパー・ウェブ「ペナルティギリギリ」パッシング@ 2019 インディアナポリスSX

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2019 AMAスーパークロスシリーズで最も注目のライダー、クーパー・ウェブ(KTM)。第11戦 インディアナポリスSXで3位入賞、8度目の表彰台登壇(優勝5回)を果たし、ポイントランキング首位をキープ。

 

ポイントリーダーの証である、レッドプレートも板についてきました!

 

 

イーライ・トマック(カワサキ)追走中に一時はエンストで遅れを取ったウェブでしたが、ペース上がらないトマックにレース終盤でも強みを見せるウェブが再び襲いかかろうとしたところ、まさかの瞬間が訪れます… エンジョイ!

 

@ s u p e r c r o s s l i v e

 

ウェブ、危機一髪! からのパッシング成功という「ミラクル感」。

 

コーナー進入直前のダブルジャンプ飛び出しに出来たワダチでバランスを崩し、急激にマシンは方向を変えてイン側の無人カメラをかすめ、タフブロック上に着地。空中で必死にバランスを保ち、着地後はフルブレーキング。想定外の角度から飛び込んでくるウェブに驚いたトマックはご覧の通りの驚きようです。

 

そのブレーキング時の角度が功を奏し、トマック攻略にも成功。ウェブも意図しなかった形ではありますが、結果として一瞬のうちに大ピンチをチャンスとしてしまうウェブの「持ってる感」。やはり乗りに乗れている男は違います!

 

 

レース直後からコースカットでは? ペナルティでは? と議論の的にもなった当該シーン。結果から言うと、お咎めなし。トマック陣営からもクレームは出ていないとのこと。

 

ウェブによる一連の流れで最終的にトマックへのパッシングに成功したわけではありますが、空中でのコースアウトからのタフブロック着地時のコース復帰の瞬間だけにフォーカスすると、あの状況下で著しいショートカットとは言い切れませんし、安全な場所からのコース復帰を果たしているという解釈なのでしょう。コース復帰時にはトマックの前には出ていませんし。

 

とはいえ、シリーズ終盤戦でタイトル争う状況ではトマック陣営から猛烈なクレーム対象となっても驚かないシーンではありますが。絶好調ウェブのヤバすぎるスキルというべきか、事件簿なのか…

 

450SXハイライトビデオ|2019 AMAスーパークロス 第11戦 インディアナポリス

Simon Cudby


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