【現地LIVE中継完全版&リザルト雑感】2015AMAスーパークロスRd.7 アーリントン

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シリーズはアメリカ中央部のテキサス州アーリントンでの一戦となり250SXクラスはイースト地区開幕戦となります。例年、タイヤのブラックマークが路面に残るほどの超硬質路面が特徴のラウンドでしたが今年は土質に変化があり、サンドと粘土質を混ぜた土を搬入。練習走行時からワダチが目立つ路面コンディションに。レースは、注目の250SXイーストのヒートレースからスタートです。エンジョイ!

以下、リザルト雑感&ポイントランキングです。


 

450SX Main Event Results
1. Ryan Dungey – ホールショットから完璧なレース!レース進行とともに荒れてきたコースコンディションにもうまく対応。終盤までは後続との差を引き離そうとプッシュし続けた結果がうまく形に!因みにベストラップを叩き出したラップは10周目。ロクスンと同じラップで、ラップタイム上だけでなくレース展開的にもロクスンを力でねじ伏せた意味ある勝利。

2. Ken Roczen – 一時はダンジーとのタイム差を削ることに成功していましたが、リズムセクションとフィニッシュジャンプ後のコーナーで転倒寸前のミスにより後退。結果としては2位でOKとのこと。

3. Trey Canard – 今ひとつ乗りきれなかったとのこと。

4. Blake Baggett – 好スタートからキャリア最上位。ライディングコーチのリック・ジョンソンとはチームの勧めによりトレーニングを開始したそうで、フルタイムというわけではなく、バゲットが必要な時に合流するスタイル。特に力を入れているスタートの成果が出ているとのこと。ベストラップ三番手。

5. Andrew Short – 今季最上位。好スタートからリードとトマックの脱落にも助けられましたが好調とのこと。

6. Jason Anderson – またもやスタート出遅れ。しかしライディングの調子は上向きとのことで手応えは感じているそう。

7. Eli Tomac – また自滅。前戦に引き続きリードとの接触が話題になっていますが…

8. Josh Grant – 久々の好スタート!前戦からの大幅なセッティングが良い方向に進んでいるとのこと。
9. Broc Tickle

10. Cole Seely – 体調不良…

11. Chad Reed – 新たにマシンに変更を加え手応えあったそうですがトマックの仕掛けにより転倒。新たなモトゴシップネタ発生中w

12. Josh Hill – チームをロックリバーヤマハへ移籍し初のメイン進出。
13. Phil Nicoletti
14. Jake Weimer
15. Nick Wey
16. Jimmy Albertson
17. Kyle Partridge
18. Mike Alessi
19. Tony Archer

20. Davi Millsaps – カナードに追突されての転倒は不運としか。場所とタイミングが最悪。首を痛めているそう。
21. Nick Schmidt

22. Weston Peick – 復帰戦。ヒート2位通過もメインではスタート直後に転倒。膝を痛めてリタイアに。次戦は出場予定。

450SX Championship Points Standings (After 7 of 17 rounds)
1. Ryan Dungey – 152pts/2 wins – 今季2勝目でポイントリードも12点差へ。良い流れを作りつつあります。
2. Ken Roczen – 140pts/2 wins
3. Trey Canard – 129pts/2 wins
4. Eli Tomac – 114pts/1 win – 38点差。トマックのタイトル獲得の望みは絶たれたと判断してもいいでしょう… 自滅という理由が厳しい… メンタル…
5. Jason Anderson – 100pts
6. Cole Seely – 93pts
7. Blake Baggett – 86pts
8. Chad Reed – 85pts
9. Andrew Short – 82pts
10. Justin Barcia – 71pts


 

250SX East Main Event Results
1. Marvin Musquin – 2年振りのスーパークロス。練習時からトップタイム!文句なしの勝利!赤旗再スタートでも集中力を切らさずにボーグルを再び引き離しての勝利の意味は大きいでしょう。

2. Justin Bogle – 今回は力及ばずと素直に結果を受け入れている様子。課題も明確になったということもあるそう。シーズンオフの手術の影響もあり、準備不足説もありますが次戦以降の巻き返しに期待。

3. Joey Savatgy – 2013年のルーキーイヤーから2年振りのスーパークロス参戦でキャリア最上位の表彰台獲得!レースでは、同じトレーニング拠点「MTF」もロドリゲス相手に攻めあぐねている印象で、もっと早く前に出ていれば楽なレースに。

4. Jeremy Martin – AMAモトクロス王者となって初のスーパークロス。昨年の最終戦ラスベガスで初優勝も経験しているので表彰台を逃す結果は少し物足りない印象も。

5. Matt Lemoine – 毎年のようにダークホース的に名前が上がるラモイン。プラクティス時にトリプルでショート… 両手首足首を痛めての我慢のレースながら3番手争いに加わる実力は今年も注目でしょう。昨年は表彰台経験もあり。

6. Vince Friese – 昨年のこのクラス3位の実力者。ヒートでのヒヤッとしたクラッシュもありましたが順当な開幕戦か。

7. Rj Hampshire – 現在入院中…

8. Arnaud Tonus – MXGPからプロサーキット加入のスイス人ライダー、トヌス。プラクティスでは2番手タイムのサプライズ!11月に手首の骨折とアメリカでの初戦、転倒もありましたが上々のAMAデビューでしょう。

9. Martin Davalos – 昨年タイトル目前で負傷のダバロス。転倒もありこの位置。
10. Kyle Peters
11. Colt Nichols

12. Luke Renzland – スーパークロスデビュー戦の一人。転倒あった中、上出来か。

13. Anthony Rodriguez – 昨年同様、序盤のスピードを見せつけ3位走行も後方からのバトルに飲み込まれミスもあり一気に失速。「MTF」拠点のライダーです。
14. Justin Starling
15. Jimmy Decotis
16. Zack Williams
17. Daniel Herrlein
18. Gannon Audette
19. Aj Catanzaro

20. Dakota Alix – スーパークロスデビューの一人。この人も「MTF」拠点のライダー。
21. Mitchell Oldenburg

22. Kyle Cunningham – 赤旗の原因となったクラッシュの張本人。大きな怪我には至らず次戦も参戦予定。

250SX East Championship Points Standings (After 1 of 9 rounds)
1. Marvin Musquin – 25pts/1win
2. Justin Bogle – 22pts
3. Joey Savatgy – 20 pts
4. Jeremy Martin – 18pts
5. Matt Lemoine – 16pts
6. Vince Friese – 15pts
7. Rj Hampshire – 14pts
8. Arnaud Tonus – 13pts
9. Martin Davalos – 12pts – タイトル候補の一人。開幕戦のつまづきがどうでるか?
10. Kyle Peters – 11 pts


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