モトゴシップ|2020 モンスターエナジーカップ中止発表
最大獲得優勝賞金約1億円、毎年趣向を凝らしたコースレイアウト&レースフォーマットで話題のシーズンオフ恒例ビッグレース「モンスターエナジーカップ」。2020年大会の「中止」が発表されました。
今年度大会はこれまで開催されてきたラスベガスのサムボイドスタジアムから、カリフォルニアのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークに会場を移しての一戦が予定されていました。
3レース制で争われるモンスターエナジーカップ、3レース完全制覇で賞金1億円、総合優勝は1千万円というビッグな賞金が話題。おなじみのジョーカーレーンの他に昨年大会はレース毎にコースが逆周りとなる仰天プランに加えて、ヨーロッパからMXGP王者のティム・ガイザー参戦も大きな話題を集めました。
10月10日に予定されていた今年度大会「中止」の理由としては、他のメジャースポーツ再開により開催地確保が困難な為とリリースに記載されていました。
もう少し掘り下げると、先日発表された最新版2020 AMAモトクロスシリーズ最終戦の日程が「10月10日」とモンスターエナジーカップと被っている上に、代替開催日程・会場を模索する動きもあったようですが、カリフォルニア州での新型コロナウィルス感染再拡大も大きく報道され続ける状況もあり、コロナ禍での大会開催中止の判断に至った模様。
モトゴシップ的には今年度大会の中止(もしくは延期)は以前から囁かれていたものではありましたが、改めてモンスターエナジーカップを今年は観れないという事実は非常に残念。
昨年度大会は450レースデビューのアダム・シアンサルーロが前年度勝者にしてチームメイトのイーライ・トマックを僅差で破ってのサプライズ優勝、マルコム・スチュワートの表彰台登壇もあり、例年通りドラマ凝縮な大会でした。
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