モトゴシップ|「追記:国内発表」ホンダ 2021年モデル CRF450シリーズ発表

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MXGP参戦チーム紹介ビデオ&ギャラリー|2020 ホンダファクトリー「Team HRC」

【追記:国内発表追加有〼】

2020 FIMモトクロス世界選手権 MXGPシリーズ開幕に向け、王者ティム・ガイザーにより実戦デビューしていたフルモデルチェンジされた新型ファクトリーマシン「CRF450RW」(先行開発プロトタイプ車)の存在が話題となっていましたが、2021 CRF450Rとして遂に北米で国内でも発表されました。

 

 

Razor Sharp Cornering」。つまり、カミソリのように鋭いコーナリングを実現と謳った 2021 CRF450R。以下、主要変更点まとめ&ギャラリー、ビデオと続きます。

 

【CRF450R 2021年モデルの主な特徴】

<エンジン>
・排気ポートをストレート化し排気効率を上げることで、エンジン中・高回転域の出力向上を図るとともに、低回転域の扱いやすさを向上。
・デコンプシステムのレイアウトを見直し、エンジン極低回転域の燃焼安定性を高めることで、ドライバビリティーとストールタフネス性を向上。
・インジェクターの搭載角度を30°から60°に変更し、吸気効率を改善するとともに、エアクリーナーボックスの形状見直し、マフラーをシングル化するなど吸排気系を見直すことで、エンジンのトルクフィールを向上。
・クラッチシステムに、レースで培ったノウハウを投入した油圧クラッチを採用することで、フリクションを低減し、クラッチの操作性を向上。
・クラッチディスクの枚数を7枚から8枚へと変更し、クラッチ容量を27%向上させるとともに、フリクションスプリングを追加することで共振を抑制し、動力伝達率、耐久性を大幅に向上。

<車体>
・フレームを新設計し、剛性を最適化することで、旋回性と安定性を高次元で両立させるとともに、全ての構成部品を徹底的に最適化することで、約1kgの大幅な軽量化を実現。
・フロントサスペンションのストローク量を5mm増やし、走破性と乗り心地を向上。
・流体解析を駆使し、ラジエーターシュラウドにエアーアウトレット穴を追加するとともに、ラジエーターグリルのフィンの角度と枚数を最適化することで冷却効率を向上。
・サイドカバーなどの外装パーツの一部材質の見直しと、シングルマフラー化に伴い車体を大幅にスリムにすることで、ライダーの体重移動などの自由度を向上。

<その他>
・シート取り付け構造を見直すとともに、外装パーツの取り付けボルト数を減らすことで、エアクリーナーに至るまでの工程を容易化し、メンテナンス性を向上。
・エアフィルターの脱着構造を変更し脱着性を向上させるとともに、フィルターの構造を変更し洗浄を容易にするなど、メンテナンス性を向上。

価格1,034,000円

 

 

・ワークスエディション「CRF450WE」も登場(国内販売不明)。

クロスカントリー、公道仕様車モデルとして「CRF450RX」「CRF450X」「CRF450RL」も併せて発表。RXは新型CRF450Rをベースに使用。

 

【 CRF450RX 2021年モデルの主な特徴】
< CRF450Rをベースにエンデューロモデルとして以下の仕様を変更>
・ウッドセクションやブッシュなどの多い林間コースを走行する際に、飛び石や枝などから拳やレバーを守るナックルガードを標準装備。
・スリムな車体に合わせサイドスタンドを新設計し、張り出しを抑えるとともに軽量化を実現。

 

主要変更点をインフォグラフィックにより、見える化してくれているビデオもお見逃しなく。シンプルでわかりやすい!

 

CRF450R 車種カタログ

Honda PR


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