450SXロングハイライトビデオ&リザルト雑感|2020 AMAスーパークロス 第13戦 ソルトレイクシティ3SX
2020 AMAスーパークロス 第13戦 ソルトレイクシティ3SX(全17戦)。世界のレースシーンが最も注目する最高峰モトクロスシリーズ、AMAスーパークロス。プレミアクラスとなる450SXクラスのヒートレースからメインレースまで収録の「ロングハイライトビデオ」、リザルト雑感&ポイントランキングをシェア。12分強という納得のボリュームでお届けです。
新型コロナウィルス感染拡大の影響によりシリーズ中断されていたAMAスーパークロス「残り7戦」のシリーズが、5月31日に再開されました。感染対策としてユタ州ソルトレイクシティ「ライス・エクルズ・スタジアム」同一会場開催、無観客大会での7連戦。3戦目となった第13戦のレースアクションだけでなく、スタジアムやメカニックエリア、表彰台の様子まで注目すべき点なのです。降雨の影響受けるコースも終始手に汗握るバトルの素晴らしい一戦。エンジョイ!
【450SX リザルト】
1. Eli Tomac (KAW), 24 laps – タイトル争いに非常に大きな意味を持つ今季7勝目。リスク多いマディのSXコースで勝負強いウェブとのバトルを制した勝ちっぷりはお見事。レース中に苦手セクションを攻略しつつペースアップに成功とのこと。首位浮上時に見せたリズムセクション「3・3・3」攻略が強みとなりました。4位まで周遅れとし、ベストラップも記録。
2. Cooper Webb (KTM), +01.281 – 逆転タイトルには連勝しかないウェブは全身全霊でトマックに挑みましたがわずかに及ばず悔しすぎる2位。トマックとのバトルは他を圧倒する異次元レベルでした。オープニングラップから首位バトルでレースを盛り上げたウェブ、敗れたもののバトルを楽しめたとコメント。
3. Jason Anderson (HUS), +43.995 – 今季初ヒート勝利から今季4度目の表彰台登壇。かつての好調時のライディングを取り戻しつつあることと高山病の影響による頭痛も軽減されさらなる活躍を狙うとのこと。タイトル争うラインキング上位陣に一矢報いたいとコメント。
4. Zach Osborne (HUS), +1 lap – 周遅れ…。ホールショット獲得と好調維持もマディのSXコースにうまく対応できずに身体が固くなってしまったとのこと。
5. Malcolm Stewart (HON), +1 lap – 周遅れになるも好調維持。まずまずのスタートからベストリザルト記録に成功。
6. Dean Wilson (HUS), +1 lap– ハスクバーナファクトリー2戦連続のトップ6に3台入り。スタート時タイヤをスピンさせ出遅れからの追い上げレース。ベストのライディングではないものの6位という順位に満足とのこと。
7. Justin Brayton (HON), +1 lap
8. Martin Davalos (KTM), +1 lap
9. Justin Barcia (YAM), +1 lap
10. Ken Roczen (HON), +2 laps – 前戦に続いて失速。奥様の第一子妊娠発表と呼吸器系のトラブルをレース前に併せて公表し、今大会のパフォーマンスが注目されましたが残念ながらタイトル争い脱落ボーダーライン上に…。シリーズ中断前には免疫系トラブルの告白もあり、フィジカル面の課題は逆転タイトルに向けて深刻。暗い影を落とします。酸素の薄い高地での連戦、巻き返しなるのか? 2周回遅れの姿はショッキングでした。
11. Aaron Plessinger (YAM), +2 laps
12. Blake Baggett (KTM), +2 laps
13. Benny Bloss (KTM), +2 laps
14. Chad Reed (KTM), +2 laps
15. Justin Hill (HON), +3 laps
16. Vince Friese (HON), +3 laps
17. Broc Tickle (SUZ), +3 laps
18. Kyle Chisholm (YAM), +3 laps
19. Kyle Cunningham (SUZ), +4 laps
20. Tyler Bowers (KAW), +4 laps
21. Ryan Breece (SUZ), +5 laps
22. Logan Karnow (KAW), +6 laps
【450SX ポイントランキング 13 of 17】
1. Eli Tomac (KAW), 301 points – 残り4戦で、26点差という「1レース分」のリードを築くことに成功。最終戦を前に悲願の初SXタイトル獲得の可能性が視野に入ってきました!
2. Ken Roczen (HON), 275 – 26点差ビハインド。体調面考えると残り4戦での逆転は厳しいか?
3. Cooper Webb (KTM), 269 – 32点差ビハインド。自力逆転タイトルが遠のいたと考えられる数字ですが、ランキング2位ロクスンを射程に捉えます。
4. Justin Barcia (YAM), 239
5. Jason Anderson (HUS), 229 – ソルトレイクシティ連戦、ここまでの好調によりランキング4位バーシアの背中が見えてきました。
6. Malcolm Stewart (HON), 198
7. Dean Wilson (HUS), 176
8. Justin Brayton (HON), 173
9. Justin Hill (HON), 169
10. Zach Osborne (HUS), 163
11. Aaron Plessinger (YAM), 159
12. Blake Baggett (KTM), 145
13. Martin Davalos (KTM), 136
14. Adam Cianciarulo (KAW), 129
15. Vince Friese (HON), 127
16. Chad Reed (KTM), 68
17. Tyler Bowers (KAW), 68
18. Benny Bloss (KTM), 64
19. Kyle Chisholm (YAM), 62
20. Kyle Cunningham (SUZ), 44
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