モトゴシップ|JGRスズキ新加入ジョーイ・サバッチー「足骨折」2020 AMAスーパークロス欠場へ
モトゴシップ|AMA「JGRスズキ」2020年チーム体制発表
先日、AMA参戦スズキファクトリー「JGRスズキ」のエースライダーとして契約が発表されたばかりのジョーイ・サバッチーに残念な負傷のニュース。
JGRスズキとの契約正式発表直後からオフシーズンスーパークロスのフランスSX、ニュージーランドSX、オーストラリアSXへ積極的に出場し、ニューマシンでの実戦経験を積んでいたサバッチーですが、3戦目のオーストラリアSXで不運が襲います…。
プラクティス中の転倒により、かかとを骨折。2020 AMAスーパークロス開幕まで約1ヶ月のタイミングという文字通り痛すぎる負傷。リリースや本人のSNSコメントによると現在は手術も終えており、自宅療養中とのこと。転倒の原因はジャンプ踏切直前のギア抜けというコメントも。
かかとという負傷箇所だけに回復に要する期間が気になるところですが、2020 AMAスーパークロス開幕戦の欠場は確定。リリースでは、AMAスーパークロス終盤戦での復帰を予定しているとの記載がありました。
大幅に規模を縮小して2020年のレース体制を発表したJGRスズキのエースライダーとして、カワサキファクトリーから移籍したばかりのサバッチー。サバッチーだけでなく、チームにとっても打撃は非常に大きなものに。
JGRスズキは、サバッチー代役ライダーを早速発表。2019 AMAモトクロスシリーズ中盤戦からジャスティン・ヒルの代役ライダーとしてJGRスズキに所属していたフレドリック・ノレンを呼び戻し、再契約。当初、250クラスのメンバーから外れていたジミー・デコティスとも再契約を発表。
450クラスにノレン。250クラスのアレックス・マーティンとデコティスは450クラスへのスポット参戦が予定されています。スーパークロスを苦手としてきたノレン起用と250ライダーの450SXクラスへのスポット参戦プランはチームの厳しい事情が現れています。
JGRスズキのスズキとのファクトリーチーム委託運営契約最終年となる2020年。2012年のジェームズ・スチュワート獲得以降、エースライダーの負傷欠場やマシン作りに苦戦し、思うような結果が残せていないJGRチーム。少々気が早い話ですが、JGRだけでなく、スズキファクトリーの2021年のレース活動の行方が今から気になってき〼
モトゴシップ|AMA「JGRスズキ」2020年チーム体制発表
Ray Archer